例会

3月から11月まで原則として月2回の活動を記録します

2024年9月24日 (火)

2024 9月例会(神鍋溶岩流・但馬ドーム森林浴ウオーク)

彼岸を境に一気に夏の空気が入れ替わりました。もう気温35度を超す猛暑日はなくなり、30度の真夏日の予報はあるものの、徐々に秋が進むはずです。地震から立ち直りつつある矢先の集中豪雨で、被災された能登の方にはお見舞い申し上げます。

神鍋山野草を愛でる会の9月例会は、久しぶりに地元溶岩流を観察しました。中間点の栃本から右岸を観察しながら石井まで下り、今度は左岸を遡りました。去りゆく夏を惜しみながら、来る秋に期待する微妙な気持ちです。

神鍋溶岩流コースマップ 
 
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アキノノゲシ & ボタンヅル
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ヤマノイモのムカゴ & 花と種
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マルバルコウソウ & クズの実
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ヤブマメ & オオブタクサ(花粉症の元)
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ヒレタゴボウ & キツネノマゴ
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ツリフネソウ & ヒヨドリバナ
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ツルニンジン & ツクバネ
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ヤブツバキの実 & ヤマジノホトトギス
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クサギ & オトコエシ
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ススキ & 茶の花
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溶岩流の滝と流れ
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ギボウシ & ツルボ
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招かれざる客(ヤマビル)
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午前中の観察の中で、右岸道でヤマビル被害にあったようです。2日前からの雨が影響したのか、足下から忍び寄ってきたのでしょう。
6人ほどが被害に遭いました。塩水や塩が有効なので、この時期は持参することをお勧めします。
弁当は但馬ドームの芝生グラウンドの観覧席に座っていただきました。涼しい秋の風に心地よさを感じました。

但馬ドーム移植地の草取り整備
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しっかり根付いたタジマタムラソウ & ミスミソウ
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  但馬ドーム森林浴ウオーキングマップ(拡大してご覧ください)
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案内板 & 館長の案内による森林浴ウオーク体験

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森林浴ウオークコースは、薄暗い森から必要な伐採をおこない半日蔭の環境を作るなど多様な植物が育ちやすい環境を目指されています。
それぞれのスポットには、シナノキ、ヒノキ、ホオノキ、コナラ、オオモミジ、アカイタヤ、ミズメなどシンボルツリーの名がつけられています。

落葉の雑木林を抜ける道は、整備が続けられ、さらに安心して利用できるようになるでしょう。但馬ドームはインドアスポーツだけでなく、ドーム周辺の森や林を活用して神鍋固有種も育て守りながら、アウトドアアクティビティの一つとして家族で利用できることを目指されています。

「神鍋山野草を愛でる会」の例会は年十数回に渡り、高齢化が進む中で活動中の事故や急病のリスクが軽視できなくなりました。緊急時の連絡に必要な最低限の情報を所持する必要があります。写真のように吊り下げ名札の裏側に「緊急連絡カード」を着用することにしました。
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次回例会は10月8日(火)を予定しています。      ( izayamiki )

 

 

 

 






2024年9月10日 (火)

2024 9月例会(番外編・神鍋山)

9月例会の午後、有志で神鍋山周辺を観察しました。火山のスコリア層が形成されていて、岩肌を触ると冷気が感じられます。この地層が原因か少し早い秋の植生が観察できます。

カラスウリ(夜開いた後) & 今夜咲くつぼみ
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イタドリ & ハシカグサ
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キンミズヒキ & ヌスビトハギ
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キツネノマゴ & ヒヨドリバナ
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ツリフネソウ & タラノキ(花)
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ゲンノショウコ
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アカソ & オトコエシ
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ミゾソバ & ツルリンドウ
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フユノハナワラビ & ミソハギ
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クサボタン & オトギリソウ
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( izayamiki )






2024 神鍋山野草 9月例会 神鍋渓谷

8月4週の例会が台風10号で中止になったことで、2か月ぶりの例会となりました。
「白露」に入って朝晩は少しずつ涼しくなりましたが、まだまだ真夏日や猛暑日が続くようです。
そんな中でもわずかの涼を求めて、渓流や滝がある神鍋渓谷を観察場所に決めました。

春まず咲くマンサクの実 & ハグロソウ
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ミズタマソウ & ダンドボロギク
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ナツエビネ
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二ツ滝 & サワオトギリ
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キッコウハグマ & イワタバコ(花後)
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ミゾホウズキ & ミズタビラコ
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ホツツジ & ツルアジサイ
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キブシ & オニグルミ
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沢渡り & 二つ滝前集合写真
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ノリウツギ & クサアジサイ
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一つ滝 & アケボノシュスラン
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クズ & マツカゼソウ
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コケオトギリ & カタバミ
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今日の最高気温は36度で「熱中症アラート」が発令されました。観察路は木陰があったり、滝や渓流沿いのため少し涼しく感じられました。
久しぶりの例会とあって神鍋渓谷の観察の後、午後から有志で神鍋山麓の西面を観察しました。

次回は9月24日(火)、久しぶりに神鍋溶岩流の清滝から山宮を往復し、午後から但馬ドームに新たに設けられた林間の散策路を観察する予定です。
 ( izayamiki )

     

 

 

2024年7月 9日 (火)

2024 7月例会 海の景色に似合うユウスゲ

梅雨の中休みも今日からしばらく傘マークの予報が出ています。
7月例会のメインは香美町岡見公園のユウスゲ観察ということで、開花に合わせて16時に「しおかぜ香苑」に集合です。


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香住海岸の展望スポットとしても有名な岡見公園
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咲き始めたユウスゲ
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「古民家喫茶&レンタルスペース 岡見」
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お店には17時までの営業を延長して迎えて頂きました。
昭和3年に建てられた料亭をリノべ-ションして、絶景と喫茶やお菓子が楽しめるお店です。演奏会や展示会など、レンタルスペースとしても利用できます。
この日は世界で活躍する鉄筋彫刻作家「徳持耕一郎作品展」が開かれていました。
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景色と古民家風の店に合うオカリナ演奏
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<この日に出合った花たち>

ネジバナ & ホタルブクロ
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ヒメヒオウギズイセン & ギボウシ
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オシロイバナ & カセンソウ

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出かけるときは激しい雨に雷も、地域の天気予報では夜遅くまで雨でした。
香住港に付いたときは合羽が必要なほどの雨でしたが、17時を過ぎると小止みになり、ユウスゲ鑑賞時間には止みました。
野山の花たちも見事ですが、海の近くでロケーション抜群のユウスゲ鑑賞も印象的でした。

同じ香美町香住で有名なのは、「但馬七花寺霊場」の一つ、遍照寺さんの桔梗が見頃とのことでした。こちらの開花は例年より早いそうです。
         

( izayamiki )

 

 






 




 

2024年6月25日 (火)

2024 6月例会 出石「歴史と学びの小径」

6月後半のはお出かけ例会、城下町出石の谷山川沿いの「歴史と学びの小径」を散策しながらの観察でした。

集合は出石堂本店さん & センダンの実
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ユキノシタ & タケニグサ
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出石城登城門 & ヘラオモダカ 
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稲荷郭 & ネムノキ
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ネジバナ & ナツツバキ(沙羅双樹)
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ギンパイソウ & ハナザクロ
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オニグルミ & 石部神社(オオケヤキ)
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途中出石城跡、諸杉神社、藩主仙石氏の菩提寺の一つである経王寺さんに立ち寄り、石部神社、最後に吉祥寺さんに伺いました。
諸杉神社では、6月30日に行なわれる「夏越しの祓い・茅の輪くぐり」の準備がなされていました。

吉祥寺さんでは禅寺らしく心落ち着く境内やお庭、伊藤清永画伯の天井絵を拝観させていただきました。曹洞宗で山号は梵唱山、出石では珍しく仁王門を備えられています。

吉祥寺 & 仁王門(護国楼の額)
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本堂で伊藤住職のご説明を受ける
P6250087_20240626070101伊藤住職から丁寧なご説明を受けました。
「初代小出家にまつわる秀吉ゆかりの寺であること」「明治期に全焼して、山門に掲げてある額「護国楼」だけが残ったこと」「洋画家の伊藤清永画伯はこの寺の3男で、甥に当たる現住職の晋山式が行なわれた平成元年に、本堂外陣の天井画『風神雷神図』、内陣の天井画『飛天』を奉納されたこと」
「庭や境内の野草は住職や奥さまの趣味でもあること」など、ご説明いただきました。
手入れが行き届いているお庭や境内に、「清涼の一服剤」をいただいた感じがしました。

風神雷神図(俵屋宗達)は京都建仁寺で拝観しましたが、伊藤清永画伯らしい洋画タッチで、細やかな柔らかい筆遣いに斬新さを感じました。

ミズチドリ & ウチョウラン
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風神雷神図 & 飛天

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曇天ながら30度近い暑さにバテ気味で、当初予定していた出石高校奥の「入佐山公園」散策を取り止めることになりました。
いつもの観察とはひと味違い、歴史・文化も学んだ例会でした。
吉祥寺さんにはお忙しいところ、いろいろお心遣いをいただき、ありがとうございました。

  ( izayamiki )


2024年6月11日 (火)

2024 6月例会 オオキンケイギクの駆除 & 希少種移植地の除草

<神鍋山周辺観察とオオキンケイギクの除去>

20240517_134920 里のオオキンケイギクが目立たなくなった時期に、神鍋高原のあちこちに黄色い花を咲かせています。北米原産の多年草で、繁殖力が強いため,わが国本来の植生に重大な悪影響を与える恐れがあるので「特定外来生物」に指定され、人為的に拡散させる原因となるような行為(栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外へ放つことなど)が原則禁止されます。」

神鍋山野草を愛でる会では、6月例会で神鍋山周辺の観察も含めて、オオキンケイギクの除去に10年前から取り組んでいます。今日は「コウノトリの郷公園」、神鍋高原のアウトドアを担当される「アバンス」社の方も加わって総勢27人の大部隊です。


道の駅に集合 & いざ出発

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ノバラ & シバグリの雄花と雌花
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キイチゴ & イワガラミ
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ササユリ & ギンリョウソウ
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イチヤクソウ & サルマメ
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ウツボグサ & ウメガサソウ
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ツルアリドウシ  & ヤマアジサイ
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スズサイコ & ミヤコグサ
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神鍋山山頂までの途中、初夏の草花が楽しませてくれます。
山頂に到着すると、3班に分かれてゲレンデを下りながらオオキンケイギクの駆除を行ないます。

山頂で作戦会議 & 広いゲレンデに散開 
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作業風景 & 除去したオオキンケイギク
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ゲレンデの草に隠れて咲く、オオキンケイギクを根ごと除去するのはもちろんですが、周りの小さい葉茎も一緒に除きます。放置すると来年花を咲かせるからです。
足元の悪い下りにカヤなど雑草をかき分けながら、根こそぎ取り除きます。

神鍋高原でも30度を超す屋外作業に汗びっしょり、昼前にはぐったり来るほどです。
除去したオオキンケイギクは軽トラ荷台の7~8割方を占めました。道の駅を通じて焼却処分されます。

<但馬ドーム、希少種繁殖地の除草>

半日陰の移植地(鹿防除柵で囲う)
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5月に植えたミスミソウがしっかり根付いていています
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移植したのが、オキナグサ、タジマタムラソウ、ミスミソウが中心です。ワレモコウやミヤコワスレも少し。
地元会員の移植後の水やりなどのケアもあって、タジマタムラソウ、ミスミソウほかほとんどが根付いているのが確認出来ました。

次回例会は25日(火)、愛でる会では初めての出石方面の観察です。

                        ( izayamiki )

 

 

     

2024年5月14日 (火)

2024 5月例会 神鍋周辺観察&保護育成活動

5月になると山々が薄緑・緑・黄緑・深緑にあふれかえっています。
「山笑う」は俳句の春の季語。草木が芽吹き、神鍋はいろいろな緑に包まれています。

道の駅のサラサドウダン & ハルジオン
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トリガタハンショウヅル & クサノオウ
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ミヤマハハソ & タニウツギ
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観察風景 & ホウチャクソウ
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ヒトリシズカ & フタリシズカ
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コナスビ & キンラン
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セリバオウレン(花後) & ナナホシテントウ
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ツクバネソウ & 池の上にモリアオガエルの卵
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オニタビラコ & コウゾリナ
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カキドウシ & ツリバナ
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タジマタムラソウが満開 & ヤマブキ
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ヤグルマソウ & アツミカンアオイ
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エビネ
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午後は山野草の保護地の枯れ枝や倒木を整備した後、但馬ドーム周辺の保護地に、増殖に成功したミスミソウを中心に移植しました。
前々回に移植したタジマタムラソウが、柵に守られ数度の水やりの甲斐もあって根付いて花を咲かせていました。

柵内の整地・草取り & 花を咲かせたタジマタムラソウ
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移植するミスミソウの株 & 黒ぼくと腐葉土に移植
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次回例会は5月28日(火)、香美町ハチ北方面を予定しています。

( izayamiki )

 




2024年4月23日 (火)

2024 4月例会 来日~雲光寺

4月後半の例会は、来日地区へのお出かけ例会です。曇りながらもお昼には日が差す予想外の観察日和でした。
林道沿いの観察
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ウラシマソウ & マムシグサ
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イカリソウ & イチョウの花
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イチリンソウ & ウスギヨウラク
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シロダモ & アカメガシワ
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ウワミズザクラ
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オニグルミ・雄花と雌花
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キランソウ & ガマズミ
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キケマン & ムラサキケマン
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ゴヨウアケビ(雄花と雌花) & ミツバアケビ(雌花と雄花)
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タニウツギ & セントウソウ
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サワハコベ & タニギキョウ
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ヒメコウゾ & シャガ
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ミツバツツジ & ナットウダイ
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ハナイカダ(表・裏から透かして)
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ムベ(トキワアケビ)
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ヤマルリソウ & サワフタギ
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ヤマモミジ & ホソエカエデ
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城崎町来日区から来日岳に向かう林道の中間にある雲光寺まで登り2時間半、下り1時間半の長丁場でも、次々に花や樹々が迎えてくれ、満足した1日でした。新会員1人を入れて17人の参加でした。
次回は5月14日(火)神鍋周辺の観察予定です。

     






2024年4月 9日 (火)

2024 4月例会 クリーン活動と移植活動

9日は終日雨の予報です。延期を考えたらどう?との声もありましたが、「合羽を着て傘を差しながらでもやりましょう」と実施が決まりました。

まずは、9時30分から「道の駅かんなべ高原」に集合し、早春の花たちを愛でながら神鍋山ゲレンデ周辺のゴミ拾いです。

神鍋山の山頂~ゲレンデ、ぐるり周辺と二手に分かれる 
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コブシ & クロモジ
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ショウジョウバカマ いろいろ
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降り続く雨の中の作業は辛いものがありましたが、早春の花たちがいやしてくれました
午後からは増殖に成功した「タジマタムラソウ」を但馬ドーム地に移植する作業を行ないました。

会で育てたタジマタムラソウの苗 & 神鍋ドーム内の適地
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数カ所を防獣柵で囲んで、穴を掘り1株ずつ丁寧に植えます。この雨で水やりは要りません。火山灰などが堆積した黒ぼく土に落ち葉が積もった軟らかそうな土です。半日陰を好むタジマタムラソウです。

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ドーム館長からご挨拶 & 根付いた花後の福寿草を確認
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シュンラン & タジマタムラソウ

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昨年植えたものは、福寿草、オキナグサです。
酷暑を乗り越えて根付いたものもありますが、消えてしまったものもあります。

今回植えたタジマタムラソウは、長年手を掛けて増殖に成功したもので、株数も多く数区画に分けて手分けして植えました。野にある植物をあるがままに楽しんできた「神鍋山野草を愛でる会」が新たに取り組む保護・増殖活動です。

シソ科で花で派手さはないものの、5月~6月頃には紫の可憐な花を咲かせます。
名に「タジマ」が付く唯一の植物です。
植えて終わりだけでなく、水やり、除草、落ち葉の除去など手入れが必要です。
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2024年3月26日 (火)

2024 新年度活動開始

春は、行つ戻りつ、足踏みしながらも確実に訪れます。この日は日本全国で春の嵐に悩まされました。

総会風景 & 班別ミーティング
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   過去12年の活動一覧
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今年13年目を迎える会の現状として・・・

①2012年から12年間、神鍋高原を中心とした山野草を観察してきました
②「神鍋の自然の恵みを愛おしみ、自然環境を保護する」実践として、神鍋山周辺のクリーン活動、特定外来生物のオオキンケイギクの駆除も継続しました
③管理地の希少種の増殖も成功しつつあり、但馬ドームと連携して移植や整備も始まりました

一方、会員の固定化、高齢化による課題も見えてきて、分担と交代を基本に会の運営を行なうことを確認しました。

次回の4月例会は9日火曜日9時30分から「道の駅かんなべ高原」に集合し、早春の花たちを愛でながら神鍋山ゲレンデ周辺のゴミ拾いを行ないます。午後からは増殖に成功した「タジマタムラソウ」を但馬ドーム地に移植する作業を行ないます。

 

 

 

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神鍋山野草を愛でる会(前半)

丹後の野山を歩こう会

道の駅神鍋高原

伊佐屋三木のblog2

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