2024 6月例会 出石「歴史と学びの小径」
6月後半のはお出かけ例会、城下町出石の谷山川沿いの「歴史と学びの小径」を散策しながらの観察でした。
集合は出石堂本店さん & センダンの実
ユキノシタ & タケニグサ
出石城登城門 & ヘラオモダカ
稲荷郭 & ネムノキ
ネジバナ & ナツツバキ(沙羅双樹)
ギンパイソウ & ハナザクロ
オニグルミ & 石部神社(オオケヤキ)
途中出石城跡、諸杉神社、藩主仙石氏の菩提寺の一つである経王寺さんに立ち寄り、石部神社、最後に吉祥寺さんに伺いました。
諸杉神社では、6月30日に行なわれる「夏越しの祓い・茅の輪くぐり」の準備がなされていました。
吉祥寺さんでは禅寺らしく心落ち着く境内やお庭、伊藤清永画伯の天井絵を拝観させていただきました。曹洞宗で山号は梵唱山、出石では珍しく仁王門を備えられています。
吉祥寺 & 仁王門(護国楼の額)
本堂で伊藤住職のご説明を受ける
伊藤住職から丁寧なご説明を受けました。
「初代小出家にまつわる秀吉ゆかりの寺であること」「明治期に全焼して、山門に掲げてある額「護国楼」だけが残ったこと」「洋画家の伊藤清永画伯はこの寺の3男で、甥に当たる現住職の晋山式が行なわれた平成元年に、本堂外陣の天井画『風神雷神図』、内陣の天井画『飛天』を奉納されたこと」
「庭や境内の野草は住職や奥さまの趣味でもあること」など、ご説明いただきました。
手入れが行き届いているお庭や境内に、「清涼の一服剤」をいただいた感じがしました。
風神雷神図(俵屋宗達)は京都建仁寺で拝観しましたが、伊藤清永画伯らしい洋画タッチで、細やかな柔らかい筆遣いに斬新さを感じました。
ミズチドリ & ウチョウラン
風神雷神図 & 飛天
曇天ながら30度近い暑さにバテ気味で、当初予定していた出石高校奥の「入佐山公園」散策を取り止めることになりました。
いつもの観察とはひと味違い、歴史・文化も学んだ例会でした。
吉祥寺さんにはお忙しいところ、いろいろお心遣いをいただき、ありがとうございました。
( izayamiki )
最近のコメント