2023 4月例会(神鍋溶岩流)
「神鍋山野草を愛でる会」の4月後半例会は神鍋溶岩流を山宮~栃本まで左岸を遡りました。
午前から終日雨の予報でもあり、午前中の観察に短縮されました。
神鍋火山が噴出した溶岩が稲葉川に沿って流れ下り、数々の滝など美しい風景を作り出しています。また、流れの両側には神鍋ならではの植物が見られ、溶岩流ウオークの楽しみの一つとなっています。
新緑の溶岩流 & 雨の中の観察
イチリンソウ & ニリンソウ
イカリソウ & チゴユリ
ラショウモンカズラ & カキドウシ
フデリンドウを始め日照がないと花を閉じるものもあれば、雨に濡れてしっとりとたたずむイカリソウやチゴユリなど趣があるものもあります。
GWには神鍋高原はワラビ取りやアウトドアスポーツで賑わうでしょう。
溶岩流コースも、関係者の方が落ち葉や枯れ枝の掃除や柵の補修整備を行なっていただいています。
溶岩流ウオークを楽しむ皆さんにお願いです。
「手に取るな やはり野に置け 蓮華草 」山野草はその環境だから生きられるのです。
「取ってよいのは写真だけ 持ち帰るのは思い出だけ 置いて帰るのは足跡だけ」
丹波の大江山にこんな看板が立てられています。自然を守り次世代に繋ぎましょう。
次回例会は5月9日(火)の予定です。
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