例会活動

2022年10月26日 (水)

2022 10月例会(蘇武岳・三川山)

25日の天気が気温も低く、大雨の予報でした。
実質最終例会でもあり、中止ではなく順延が決まりました。

集合場所「神鍋高原道の駅」に9時30分に集合し、自動車に相乗り分乗して、大幹林道「妙見・蘇武・三川線」を利用します。

  青線が行程(兵庫県治山林道協会林道マップから)
   Pa270341

蘇武線途中の女郎滝 & 濡れそぼったサラシナショウマ
Pa260230  Pa260233

ダイモンジソウ & ジンジソウ(5弁の下が長い:もののけの森)
Pa260232   Photo_20221027131001  

コムラサキシキブの実 & キバナアキギリ
Pa260241Pa260240

蘇道の碑(蘇武線展望駅) 氷ノ山・鉢伏山
Pa260245 Pa260246

扇ノ山・村岡区 & 浜坂・日本海
Pa260248 Pa260247

蘇武岳山頂からブナの紅葉 & ブナ林
Pa260253 Pa260263

ブナの紅葉 & シカに食べられてなお咲くセンブリの花
Pa260272  Pa260261
1,000m付近はすでに落葉が始まっています。林道付近から麓に向かって紅葉前線が南下するでしょう。
蘇武岳山頂近くで昼食するも、寒気の影響で小雨に遭いました。
三川山まで足を伸ばす予定が、時間の関係で途中の村岡区小城から和佐父に下りました。舗装してあるものの朽ちつつある廃屋を横に見ながら、和佐父まで6キロの曲がりくねった狭い道を下ります。

途中の分岐を和佐父へ & 山田へは通行困難の標識
Pa260278  Pa260277

9号線に出て神鍋高原に帰って、秋の野草の観察を続けて、15時過ぎに道の駅で解散です。前日の大嵐から回復が遅れても、iほとんど雨に遭うことはありませんでした。

クロヤツシロラン実が出た後 & ヤクシソウ
Pa260286  Pa260335

リンドウ & オヤマボクチ
Pa260324 Pa260327

コウヤボウキ & アキノキリンソウ
Pa260334 Pa260340

フシグロセンノウ残り花 & ミヤマトリカブト
Pa260297 Pa260299

サラシナショウマ
Pa260302 例年サラシナショウマとトリカブトの競演が見られる場所があるのですが、残念なことに草刈りされていました。葉も無く茎も傷んでいても、花を咲かせる健気さが感じられました。
  
次回11日は日は一年の締めとなる納会です。
神鍋周辺を観察した後、道の駅で昼食をとりながら一年を振り返ります。

                 ( izayamiki )

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

       


  

2022年10月11日 (火)

2022 10月例会(もののけの森・たじま高原植物園)

行きつ戻りつしながら季節が進み、徐々に秋らしくなりました。
10月前半の例会は、グリ-ンパークハチ北の自然豊かなオートキャンプ場から、「もののけの森」の渓流沿いに昇竜の滝まで散策しました。
たじま高原植物園にお邪魔するのは、2018年6月2013年10月と今回で3度です。

もののけの森
Pa110033  Pa110035
渓流沿いの道は、うっそうとした苔むした森がまるで、スタジオジプリのアニメ映画「もののけ姫」を連想させます。
「もののけ」とは妖怪のこと、いつからかこの森をそう呼ぶようになりました。

クサボタン & オタカラコウ(雄宝香)
Pa110021  Pa110023

ミヤマタニソバ & ソウシシヨウニンジン
Pa110030  Pa110041

ジンジソウ(人字草)
Pa110038  Pa110051

ミヤマカタバミ種 & ヤマシャクヤク種
Pa110055  Pa110058

サンインヒキオコシ & オオカニコウモリ
Pa110064_20221012085901 Pa110075_20221012085901

昇竜の滝 & 渓流を下る
Pa110079 Pa110080

ギンバイソウ & クロバナヒキオコシ
Pa110081 Pa110087

ヤブレガサ & オカリナ演奏
Pa110047  Pa110091_20221012100401
キャンプ場をお借りしてお昼ご飯、食後は例によってYさんのオカリナ演奏です。
曲目は「もののけ姫」と「北の国から」のテーマミュージックです。
陶製のオカリナの柔らかく深みのある音が森に染みいります。

クリックで演奏の一部が聴けます → もののけ姫のテーマ音楽
 (画面上左端の「←」ボタンでもとの記事に戻ります)

午後からは近くのたじま高原植物園で秋の草花を観察しました。
「神鍋山野草を愛でる会」で訪れるのは3回目で、秋は2013年に続いて久しぶりです。

ツリフネソウ & アザミの仲間
Pa110093  Pa110098

シロホトトギス & リンドウ
Pa110107   Pa110117

アキノキリンソウ & ハナトラノオ
Pa110116  Pa110123

サラシナショウマ
Pa110120 Pa110114

ノササゲ & シシウド
Pa110105 Pa110126

金平糖似のミゾソバ & ミズヒキ
Pa110128  Pa110135

ヨメナ & フジバカマ
Pa110148  Pa110125

ツルニンジン & アキチョウジ
Pa110141  Pa110158

アケボノソウ
Pa110164 Pa110165

ワレモコウ & ヒヨドリバナ
Pa110161  Pa110160

ミヤマガマズミ & コバノガマズミ
Pa110167 Pa110097_20221012094501

シカ進入防止柵の内と外
Pa110150山野草や樹木をシカから守るため、シカ進入防止柵が張られています。
柵の左側はシカに食べられ下草がありません。柵内である右側はササなど下草が守られています。
「一目瞭然」とはこのことですね。

9月27日が雨で中止になって久しぶりの例会です。
天候の回復が遅れ寒いくらいのお天気でしたが、19人が高原の秋を楽しみました。

次回例会は25日(火)、11月8日(火)納会へと続きます。


                        (izayamiki)






2022年8月23日 (火)

2022 8月例会(神鍋溶岩流・栃本~八反の滝)

7月12日の京丹後市例会以後、暑さを避けて久しぶりの例会開催です。神鍋溶岩流は今年2回目、5月後半の例会では、山宮~石井~栃本~山宮までの一周でしたが、今回は栃本から八反の滝まで往復しました。新入会のNさんも入れて16名の参加です。
今日は24節季の「処暑」にあたり、暑さは峠を越し、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえるはずですが、昨日の36度ほどではないものの、猛暑の予報が出ています。

キバナコスモス & ナツズイセン
P8230029 P8230030

ヘクソカズラ & ハグロソウ
P8230036  P8230041

二段滝(増水で二段滝復活してます ) & ミズタマソウ
P8230033  P8230047

キンミズヒキ & ミズヒキ
P8230053  P8230104

ミツバフウロ & ゲンノショウコ
P8230088  P8230059

ボタンズル & センニンソウ
P8230060 P8230127

エゴの実 & ツリバナの実
P8230065  P8230068

アケボノシュスラン & キツネノマゴ
P8230063  P8230056

フシグロセンノウ & サワフタギの実
P8230096 P8230090

溶岩流沿いの観察路
P8230114 P8230109

カノツメソウ & マツカゼソウ
P8230082  P8230085

オオハンゴンソウ & ムラサキニガナの残り花
P8230108  P8230115

オオナルコユリの実 & 八反の滝
P8230123 P8230098
観察スタート直後に黒雲が出て、土砂ぶりの雨に見舞われました。雨の予報は無かったと思われますが、女性達の日傘兼雨傘が活躍しました。
雨の後は一気に湿度が上がり、身体からも汗が噴き出て、暑がりの私はずぶ濡れ状態でした。

別荘地から八反の滝までの右岸は、ツクツクボウシやミンミンゼミの鳴き声が響き、夏の花だけでなく、花が終わり実をつけた野草たちが迎えてくれました。

次回例会は9月13日(火)、さすがの猛暑も去って、涼しい風と心地よい虫の声を期待します。

                                ( izayamiki )

 

 





2022年7月12日 (火)

2022 7月例会(京丹後市 大成古墳~立岩)

7月例会は足を延ばして、京丹後市竹野町・大成古墳~立岩の海岸遊歩道を観察しました。豊岡市内から約50km、道の駅「てんきてんき村」近く、久しぶりのお出かけ例会です。
今回のお目当ては、海岸に咲くユウスゲで、名の通り夕方から開くので集合時間を遅らせました。
数日前からの予報は雨模様で気を揉んでいましたが、曇りに変わり時折日が差してきました。夕方でもあって、海風が心地よく暑さを和らげてくれました。

丹後町海岸 大成古墳
P7120007 P7120025

八丁浜のソテツの雄花・実
P7120015 P7120018

遊歩道 & 立岩付近の海岸線
P7120049 P7120052

カワラナデシコ & ハマナデシコ
P7120094 P7120035

ヒルガオ & カワラマツバ
P7120026 P7120028

丹後町竹野漁港とユウスゲ
P7120047 P7120038

夕陽に映えるユウスゲの花
S__62906380  S__62906382

フナバラソウ & スナビキソウ
P7120040  P7120054

コマツナギ & ママコノシリヌグイ(それぞれ名前に意味が)
P7120092    P7120069
「駒繋ぎ」は馬を繋いでも耐えるほどの例え、「継子の尻をぬぐい」は、意地悪の継母が棘のある茎で、子の尻をぬぐう例えから来ています。

ナミキソウ & ハマゴウ
P7120058_20220714071701   P7120087

コオニユリ & ハマエノコロ
P7120070  P7120103

 ハマボッス & ツルナ 生で食べて美味しい
P7120074  P7120064_20220713082701

立岩 & 母子像(間人皇后と聖徳太子)
P7120099 P7120097
次回例会は真夏は休んで、8月23日(火)に予定されています。

余談ですが、丹後には美人女性縁(ゆかり)の地があります。
乙姫・羽衣天女・間人皇后・静御前・小野小町・細川ガラシャ・安寿姫の七姫です。

丹後に伝わる七姫伝説 ← クリックしてご確認ください
                              ( izayamiki )

















2022年6月28日 (火)

2022 6月例会(竹野町床瀬~三原)

関東甲信、東海、九州南部に続き、九州北部・四国・中国・近畿・北陸が梅雨明けとなりました。梅雨の平均期間は43日から50日間なので、今年の2週間は統計開始以来の記録となりました。

6月末の例会は、
床瀬狗留尊仏付近の駐車場に集合し、県道135号村岡床瀬線を峠のピークから三原方面へ下りながら観察しました。
豊岡市では連続の真夏日が予想されますが、実施に当たって・・・・
①観察は比較的高地で涼しい場所②ピークの東屋まで乗り合わせで車で移動でき、三原入り口まで3時間の下りで負担が少ない③県道は周りの樹木が覆い被さって日陰が多い④終点に車をデポし、起点の駐車場まで無理なく帰着できる。
実際にIさんが持参の温度計で測ると、午前中は28度、午後でも31度で、豊岡市街地と大違いでした。昼食時も谷から吹きあがる涼しい風が心地よく感じられました。

「愛でる会」も年を重ね、花だけを愛でるのではなく、「春に花を咲かせ、夏に葉の色を濃くし実をつけ、秋になって実や葉を彩り、冬に葉を落とす」植物の自然の営みを楽しむようになりました。
床瀬~三原に抜ける県道は、蕾から花へ、葉を茂らせ実になっていく変化が楽しめる場所です。

緑のトンネルを行く & 林道から三原集落を望む
P6280153_20220629151501  P6200615

アカメガシワの雌花と雄花
P6280077 P6280075

リョウブ & フサザクラ
P6280079 P6280080

クマシデ & クロモジ
P6280083 P6280085

キブシ & アカショウマ
P6280096  P6280093

クマノミズキ & ヤブデマリ
P6280102 P6200614

オニグルミ & アオツヅラフジ 
P6280110 P6280105

ナナカマド & マルバマンサク
P6200626_20220628214601 P6280115

ノリウツギ & サンキライ
P6280126 P6280117

ギボウシ & ツリバナ
P6280139 P6280135

ハナイカダ & モミジカラスウリ
P6280141 P6280151

ミヤマハハソ & ヤマアジサイ
P6280157_20220628205801  P6280694

ミツバアケビ & イワガラミ
P6280676 P6200604

ミツバツチグリ & タジマタムラソウ・シライトソウ
P6280698 P6280689

ギンリョウソウ & アセビ
P6280706 P6280717

クジャクシダ & チャセンシダ
P6280695  P6280734

ウツギの花と実 & オトギリソウ
P6280700 P6280705_20220628211901

オカトラノオ & 受粉が終わったクリ
P6280730 P6280720

ウバユリ & ヤマジノホトトギス
P6280744 P6280746

ハエドクソウ & ウリカエデ
P6280729 P6280716

イイギリ & ネムノキ
P6200648 P6280171
今日の豊岡市の気温は36.7度、近畿で一番高く、明日は38度が予報されています。
梅雨明けは待ち遠しいものですが、あっけなく終わるとなると反動が気になります。
梅雨のないはずの北海道で雨が続く、降るはずの雨が少ないことによる農作物への影響、そして夏場の水不足などなど。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」、なんでもほどほどが望まれます。

当地の「ネムの花が咲くと小豆を播く」という農作業の目安も、温暖化の影響か半月以上も早いと役に立たなくなりますね

 

            ( izayamiki  )






2022年6月14日 (火)

2022 6月例会(神鍋山・オオキンケイギクの駆除)

関西も「梅雨入りしたものと思われる」と発表されました。
いよいよ本格的な雨の時期となりました。心配されるのは、近年相次ぐ梅雨末期の豪雨災害です。梅雨の平均期間は43日から50日間、春と夏の間にもう一つの季節があるようなものです。
予報通り朝から雨となりましたが、しっとり水分を含んだ野草も風情があるものです。

豊岡市全戸回覧
Photo_20220614172201

6月は毎年取り組んでいる「特定外来生物」のオオキンケイギクの駆除と併せて神鍋山周辺を観察します。
オオキンケイギクは、5月から7月にかけて黄色の花を咲かせ、道ばたや空き地で目立つようにになりました。
繁殖力が強いため,わが国本来の植生に重大な悪影響を与える恐れがあるので「特定外来生物」に指定され、人為的に拡散させる原因となるような行為(栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外へ放つことなど)が原則禁止されます。

道ばたや空き地に黄色い花が目立つ豊岡市でも全戸回覧を通じて注意喚起しています。
神鍋高原でもいつの頃か目立つようになりました。
「愛でる会」では2015年から「オオキンケイギクの駆除(神戸新聞記事)」取り組んでいます。


神鍋山のオオキンケイギクの駆除
P6140506 P6140497 
P6140524 P6140527
併せて梅雨時期の山野草の観察を行ないます。水分を含んだ草木や花・実も色気があり魅力的です。

アカバナユウゲショウ & アジサイ
P6140416 P6140429

クリ:手前の雌花が受粉して実となる & ドクダミ
P6140426  P6140432

イワガラミ & ヤマツツジ
P6140449   P6140447

ウツボグサ & コウゾ(実)
P6140436  P6140461

アクシバ & サンキライ(実)
P6140445 P6140453

キイチゴ & ナツハゼ
P6140468P6140465

ヤマアジサイ & ノイバラ
P6140479 P6140475

ミヤマナルコユリ & ヤブレガサ
P6140483 P6140511

クララ & カワラナデシコ
P6140499  P6140522

アサツキ & ノビル実
P6140536  P6140537

シナノキ大木とヘラに花穂
P6140545  P6140543

クワの実 & ウツギ
P6140558  P6140569

シンジュ & チャンチン
P6140549  P6140567

ササユリ
P6140575  P6140571

サイハイラン & ニワフジ
P6140583  P6140585

センダン
P6140593 P6140592
センダン(栴檀)の木と花を見たのは初めてで、近づくとよい香りがします。
「栴檀は双葉より芳し」の言葉があります。大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえです。
私の学んだ府中小学校校歌第3番の歌詞です。卒業後60数年経って始めて意味が分かりました。
    (略)♪  香りも高き せんだんの
         希望に生きる 双葉こそ
         府中 府中 府中小学校  ♪

本日のサプライズ(ジンガサハムシ)車のダッシュボードにとまる        
P6140562 Img_2280q      
次回の観察は6月28日(火)、床瀬・三原方面を観察する予定です。

                                    ( izayamiki )

 

 

2022年5月24日 (火)

2022 5月例会(神鍋溶岩流)

5月後半の例会は神鍋溶岩流を山宮~石井~栃本~山宮までぐるっと一周します。
お天気は晴れ、気温は30度を超す予報です。

神鍋溶岩流マップ & 観察風景
P5240056 P5240061

初夏の溶岩流
P5240186P5240205

オオバンソウ & コバンソウ
P5240064  P5240221

ウツギ & キツリフネ
P5240065  P5240068

ヤマボウシ & ハルジオン
P5240069  P5240058

ニワゼキショウ & ムシトリナデシコ
P5240078   P5240080

コナスビ & ニガナ
P5240084 P5240086

ツクバネ & ツクバネソウ
P5240091  S__76406787

ミヤマナルコユリ & ハナイカダ
P5240097P5240104

コウゾ(雌花) & ハンショウヅル
P5240113 P5240119

キブシ & フタリシズカ
P5240122 P5240126_20220524154801

エゴ & タツナミソウ
P5240127  P5240138

ムラサキサギゴケ & トキワハゼ
P5240133 P5240174_20220524155001

ノアザミ & ヒレアザミ
P5240141  P5240151  

トウバナ & クサノオウ
P5240143  P5240162

オニグルミ(雌花と雄花)
P5240160  P5240159

オドリコソウ & ユキノシタ
P5240167  P5240169

コモチマンネングサ & スイカズラ
P5240172 P5240178

ノイバラ & セリバオウレン(花後)
P5240180P5240185

キンラン & タジマタムラソウ
P5240190  P5240196

ササユリ(蕾) & エビネ
P5240198  P5240209

ミヤマヨメナ
P5240211 S__76406789

シライトソウ & ギンリョウソウ
S__76406790  P5240188

イチヤクソウ & サワグルミ
S__76406788P5240062

ヤグルマソウ & キエビネ
54695  54669

次回の観察は6月14日(火)、神鍋山周辺の観察と特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除を行います。

                                                                                            ( izayamiki  )






2022年5月10日 (火)

2022 5月例会(ハチ北高原)

青々と茂った樹木の間をが吹き抜けていくさまを「風薫る」と表現します。
連休後半から続いた好天気も明日から崩れるようです。
5月前半の例会は、春の気配が残るハチ北高原に出かけました。

フデリンドウ & ヒトリシズカ
P5100005_20220510165901P5100009_20220510165901

はちまき展望台 & 白菅山~三川山~蘇武岳~金山峠までの山並み
P5100016_20220510165901 P5100020_20220510184001

大幹林道 & 瀞川山(1039m)
P5100022P5100032

      
   村岡町では看板が整備されています
   Img_2012

イワカガミ
P5100027_20220510165901 P5100029_20220510165901

ウリハダカエデ & クロモジ
P5100038 P5100012_20220510165901

キケマン & 林道横の残雪
P5100046_20220510170901  P5100041

食べられているサンカヨウ & サンカヨウの花
P5100052_20220510171001 P5100068

ミヤマカタバミ & ヤマルリソウ
P5100050_20220510170901 P5100075_20220510171101

オオカメノキ & オキナグサ
P5100070  54204

Sさん特製のシソジュースで休憩 &  棚田に映る氷ノ山と残雪
54200Img_2021
やはりハチ北の春はゆっくりで、早春のタムシバ、キンキマメザクラも残っていました。
お目当てのサンカヨウも、シカの食害あとが見られたものの、一応群落を形成していました。今後のことを考えると、何らかの保護が必要だと感じました。
今年あったものが年々少しずつ消えていくのは何度も経験しています。

次回は5月24日(火)、溶岩流で梅雨入り前の初夏の野草を楽しみます。
                                  ( izayamiki )



2022年4月26日 (火)

2022 4月例会(蓮台寺・稚児の滝)

4月後半の愛でる会例会は、午前中は知見の真言宗蓮台寺さんの庭園見学、裏山の八十八箇所の霊場を巡ります。
午後からは、溶岩流の道場稚児の滝を巡り、近くの山城楽々前(ささのくま)城跡にも足を伸ばす予定です。
蓮台寺さんのお庭は裏山を利用し、四季の花々が咲き誇るのと、趣味で集められた信楽焼きのタヌキが並ぶことで知られています。
特に6月に色とりどりのアジサイが見事とお聞きしました。

タヌキが並びシャクナゲが見事に咲く
P4260257 P4260259

境内から奥へ進む
P4260280 P4260262

咲き始めたクリンソウ & オオデマリ
P4260261_20220426170801  P4260264

シャクナゲ & ヤマツツジ
P4260266 P4260267

ウワミズザクラ & ネコノメソウ
P4260272 P4260269
観音堂裏手にから四国八十八ヶ所霊場の道が始まります。お大師さんの横に知見や近隣から寄進された釈迦・阿弥陀・大日・観音・薬師・虚空蔵・地蔵・文殊・不動・毘沙門など石仏続きます。奥には知見の産土神八幡神社が鎮座されています。

一番霊場 & 八十八番霊場
P4260279 P4260273

葉の裏が紫のシハイスミレ & 二つえくぼのツルアリドウシ
P4260276 P4260278
大師道はシカ被害か山野草の姿はあまり見られませんでしたが、お大師さんとともに並ばれる如来や菩薩のお姿と、時代は様々でしょうが願主の願いが感じられます。

午後は溶岩流を下って、道場区の稚児の滝に向かいました。

道場大橋から上流と下流の溶岩流を望む
P4260348 P4260281

    稚児の滝
    P4260327
道場に住む私の従兄弟が、飛び込んで滝壺に入り込んだら上からの水圧で浮上できないので、滝壺の壁にしがみついて浮かび上がったと言っていました。落差6Mながらも、強い水流と深い滝壺をみると、「さもありなん」ですね。
         
フジ & シャガ
P4260282  P4260288

クサノオウ & シロバナタンポポ(日本種)
P4260304  P4260286

マムシグサ & タニギキョウ
P4260314  P4260333

オドリコソウ(在来種) & ヒメオドリコソウ(外来種)
P4260340  P4260341

アリアケスミレ & 神鍋のヤマシャクヤク(前半の例会では蕾だった)
P4260346_20220426173701  2180
このあと室町時代の但馬の守護山名氏の四天王で知られる垣屋氏の本城に向かう予定でしたが、予報通りの雨となり次の機会としました。
次回例会は5月10日(火)『・・どちらを見ても山笑う」好季節です。
           ( izayamiki )





2022年4月12日 (火)

2022 4月例会(クリーン活動&希少種保護地の整備)

4月例会は恒例の神鍋山周辺のクリーン活動から始まります。
会の基本理念である「神鍋の自然の恵みを愛おしみ、自然環境を保護することを肝に銘じ活動します」の実践です。
20人の会員が、神鍋山山頂コースと周回コースの二手に分かれ、ゴミを拾いながら神鍋の遅い春を楽しみます。周回コースでは倒木の除去も行ないました。

道の駅に集合 & 倒木の除去
Dsc_0599 P4120023

ナニワズ & ショウジョウバカマ(花は猩猩に、葉は袴に似る)
P4120016  P4120032

キブシ & クロモジ
P4120025P4120030_20220413092401
 
ブナの芽吹きと大杉山 & 神鍋ゲレンデ
P4120020 P4120039

ウグイスカグラ & キンキマメザクラ
Photo_20220413084801 Photo_20220413084804

アケビ & カンスゲ
Photo_20220413084803Photo_20220413084802

センボンヤリ & タラの芽
Photo_20220413085101Photo_20220413085102

シュンラン & タムシバ
Photo_20220413085103 Photo_20220413085302

ミツバツチグリ & ニワトコ
Photo_20220413085304Photo_20220413085305

ヤマナシ & ワラビ
Photo_20220413085502  Photo_20220413085503
約2時間の作業を終え、今年はマスクが捨てられているのが目立ちました。
P4120041 P4120042
昼食を挟んで午後からは、希少種保護地の出入り口を塞いでいる倒木の除去と倒壊した柵や網の補修、松葉や枝葉を取り除いて新芽や株・葉の成長を助けるなどの活動を行ないました。一方、雪解け後に芽を出し花を咲かせた野草たちの観察も行ないました。

倒木の除去
P4120080 P4120081

シカよけ柵の補修 & 枝葉の取り除き
P4120089 P4120094

アズマイチゲ & キクザキイチゲ(花は似ても葉が違う)
P4120053 P4120077

ヤマエンゴサク
P4120054 P4120046

ミヤマカタバミ & ニリンソウ
P4120058 P4120063

エンレイソウ & ヤマシャクヤク(蕾)
P4120073 P4120074

ザゼンソウ
P4120082  P4120084

ミスミソウ & スハマソウ
Photo_20220413122802 Photo_20220413122801
例年にない大雪で大木が倒壊していて、出入り口を塞いでいます。シカやイノシシ除けの柵も破損したり倒れています。
倒れた大木はプロにチェーソーでカットしていただいて片付け、網や柵は補修した後しっかり取り付けました。
希少種の保護活動は、亡くなったOさんの労苦に感謝しつつ、今後も会で続けていきます。

次回例会は第4火曜日の26日を予定しています。
                                      ( izayamiki )

 

 

より以前の記事一覧

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

丹後の野山を歩こう会

道の駅神鍋高原

伊佐屋三木のblog2

無料ブログはココログ