但馬の自然

2022年7月11日 (月)

来年度前期 連続テレビ小説『らんまん』

2023年度前期 連続テレビ小説が、『らんまん』に決まりました。
春らんまんの明治の世を 天真らんまんに駆け抜けた―ある天才植物学者の物語、 第108作『らんまん』 のモデルは、日本の植物学の父 牧野富太郎(まきの・とみたろう)氏。 主演は神木隆之介さんです。

その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときをお届けします。※実在の人物である牧野富太郎(1862―1957)をモデルとしますが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。(NHKホームページより)

仕事をリタイアした10年前から、「神鍋山野草を愛でる会」に入会し、野山を中心とする花や野草・木々を観察してきました。
春から秋にかけて月2回の例会で、10個覚えて8個忘れる頼りなさでしたが、覚えたものが少しづつずつ貯まってきました。

バイカモ & キバナアキギリ
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「愛でる会」も年を重ね、花だけを愛でるのではなく、「春に花を咲かせ、夏に葉の色を濃くし実をつけ、秋になって実や葉を彩り、冬に葉を落とす」植物の自然の営みを楽しむようになりました。そして山野草だけでなく、住んでいる田や畑、野原・空き地に生きる草花にも目が向くようになりました。

ところで、牧野富太郎にまつわる言葉で・・・
雑草という植物などない。名がないなら、つけてあげればいい。ひとつひとつの草花にはそれぞれにちがいがあり、それぞれに、精いっぱい生きている。名をつけることで、それぞれのちがいがはっきりして、生き生きして見える』(『横山充雄著・ウチダヒロコ編 牧野富太郎: 植物の神様といわれた男』より)

植物は人間がいなくても少しも構わずに生活するが、人間は植物が無くては生活の出来ぬ事である。そうすると、植物と人間とを比べると人間の方が植物より弱虫であるといえよう。つまり人間は植物に向こうてオジギをせねばならぬ立場にある。(『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』より」)

ハキダメギク(掃溜菊)
P7120007この時期畑を覆い、秋に実をつけ種を飛ばして子孫を広げようとする菊に似た「雑草」に、「ハキダメギク」があります。可哀想な名は、東京世田谷区のゴミ捨て場で牧野富太郎が発見し名付けました。
北米原産で大正時代に見つけられた場所がこの花には不運でした。

昔はごみを掻き集めて捨てるごみ置き場のようなものを「掃き溜め」といっていました。
似つかわしくない場所に優れたものがあると「掃きだめに鶴」といいます。ここちらも褒められる相手の引き立て役です。

                             ( izayamiki )

 

 

    

 

 

   

2022年3月25日 (金)

早春の使者 ユキワリイチゲ

3日前は蕾だったユキワリイチゲ(雪割一華)が、20度を超す春の陽気で開花しました。
山野草仲間から場所を教えていただきました。
「みんなの花図鑑」で調べると、「雪割」は早春植物を意味し、「一華」は一茎に一輪の花を咲かせるという意味とあります。毎年2月下旬から3月中旬頃に可憐な淡紫色の花を咲かせ、他のイチゲの仲間との区別は、大きい葉が3枚づつあるところです。

高地ではない目立たない場所でひっそりと咲いています。
セツブンソウ・セリバオウレンとともに早春の使者と言われます。

22日の様子(蕾膨らむ)
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25日(開花)
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こちらは神鍋高原のアズマイチゲ(蕾) & セリバオウレン
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                         ( izayamiki )




 

 

2021年12月14日 (火)

今年最後の尾根巡りを楽しみました

12月11日積雪前の どんな植物に出会えるか 快晴の 尾根巡りです

先ずは西気盆地から見る 小城越え~三川方面の尾根景色です

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帰着して作成されたヤマップの尾根ルートで F さんの作品で

私が加工し便利です コース・時間・高低・写真場所が記録されます

今回も私は失敗し 終了せずに車で移動しルートが複雑になりました

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驚きの景色 鹿被害で 殆ど 緑の葉が無く尾根が獣道になっています

歩いた時間は5時間 約4kmでした が 途中で見られた植物は

ナナカマド実・ ジキタリス葉

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三川山の電波塔・ ミツマタの蕾群生

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ブナの落ち葉を見ると厚みがある 地表の水を蒸発させない役割が

あるようだ 自然環境を守っているとも考えられる 話しが出た。

ヤドリギがブナ林と共生し・ ユズリハも食べられている

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今回の最高峰831m頂上三角点・ ナツツバキ木肌 鹿の被害

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動画で見られる 熊の寝床 ブナの実を食べる時に作り休憩するところ

小城峠を通過する昔の生活の道路 神鍋郵便局が小城に配達していた

小城の集落は栗栖野大円寺の檀家さんが多いと住職に聞きました歴史

ある古道で地図にも載っている当日もそのルートで登ってきた2人がいた

799mの頂上 ・カラマツの落ち葉 樹林

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今回の特徴は 831m頂上で村岡区と日高町の境界が90度直角に東に曲がる

事で 景色が 大きく変わる 大岡山や 蘇武岳の位置が変化するため話が

弾む 2日前に下見したときは 縦貫道は 閉鎖してなっかたが鎖がしてあった

積雪時は 閉鎖するようです 落葉したブナ林の間から下界を見たり山の景色

は格別です やはり住んでいる場所が見られると手を振りたくなる。

ドーム ブルーリッチH バンベール・オオイワカガミ群生地

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今回の最高峰831mは50m四方 ブナ林が伐採されている 三角点で360度動画

                                                                             (izumi)

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