« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2022年7月

2022年7月26日 (火)

やっと夏らしい神鍋高原がやって来ました

24日から本格的な夏が始まったようです昨年と大きな変化は

コウノトリの初飛来が7月23日でした遅い、神鍋高原で毎年

見られたモリアオガエルのため池の上の木に卵を産み付ける

姿が山奥の数か所でしか見られませんでした、ミツバチも7月

下旬夏野菜で確認する遅さです 等々

※シラホシハゴロモ 7月初め昆虫発見から25日迄の観察報告

チャンチンの木発見から7月初めての花を確認 20mの高木で

直接花は見れず 落下した花弁で確認中 綿毛を付けた昆虫、

直ぐ問い合わせ名前を知ると ネットの力で検索 この場所は

香りのする湿地5回ほど通っても いつもいます 1匹虫かご

に入れ2日程観察して返してやりました

葉っぱの上で止まっている状況&25日行くと2匹が枝にいる

Img_2583  Img_280823

虫籠で観察驚かすと衣を落とす & 腹から見ると6本の脚

Img_2605  Photo_20220724052901

チャンチンの小さな花で小さな昆虫に出会える場所があった。

※近くでの花

ネコジャラシ&ツユクサ

Img_2510_20220724053601  Img_2511

ヤブコウジュ&チャンチン落下花

Img_2523  Img_2558

※サンカヨウ移植失敗 梅雨入りして1日だけ雨その後真夏日

 貴重な花少し根を傷つけていましたが 今では姿が見えません

        Img_2547

 次回はもっと丁寧に堀だし 時機を考えたいと思います 0様から

 カタクリも 頂けるようです これは東斜面を狙っています

※希少なモリアオガエル卵発見

ゴマギ赤実に卵発見

Img_2707  Img_2705

イケマ&ゴンズイ若実

Img_2712  Img_2704

ダンドボロギク増える&秋の七草クズ

Img_2695  Img_2696

23日東河内に初飛来 & キンミズヒキ

Img_2802  Img_2791

 ブタナと綿毛&湿地の植物ミゾカクシ

Img_2638  Img_2166_20220724062001

コガマ&ヌマトラノオ

Img_2608  Img_2611

朝晩の急な冷え込みで秋の花コスモスが顔を出す&ヤブガラシ

Img_2737  Img_2742

ヘクソカズラ&ヨウシュヤマゴボウ、

Img_2756     Img_2748

ソウシシヨウニンジン実&カキラン

Photo_20220725073101  Photo_20220725073201

ヤブムラサキ& 毎年見られたクサレダマ森林道工事で見られません

Photo_20220725073301

                     (izumi)

 

 

2022年7月19日 (火)

まるで梅雨本番の天候です夜の観察が楽しい

※神鍋高原では夕食後8時から自然観察で楽しみました。

先ずはヘイケホタル飛んで 賑やかな子供の声が響きます

ゲンジホタルより小さく ヒメホタルは頭の赤い部分が一個で判別できます

Img_2777   Img_2786

ここは さらに夜咲く植物を楽しもうと 500m以内で4種の花を巡り

ました、事前に昼間に夜咲く蕾を確認しておき それを夜観察する方法

もちろん長靴とライト持参 事前に疑問点と場所は把握しておきます。

夜の方が美しく感じます。

ネムノキ&マツヨイグサは朝早くでも見られます

Img_2767  Img_2731

香りがする ユウスゲ&キカラスウリ手のひらサイズに細い糸状が伸びる

Img_2765  Img_2607

足場の良い場所で 何故夜なのか植物の不思議を体験できる。

子供は必ずどんな昆虫が来るの?聞きます ガの仲間

 

※今回も驚きに出会いました、12日京丹後市間人でハマゴウを観察した

帰って山渓図鑑で調べても掲載されていない、チャンチンと同じと思い

牧野富太郎図鑑で調べると掲載されていた、私は図鑑で確認することが

当たり前と思っていましたがネットで確認もできますし小学館図鑑掲載

されていました。色々な経験がまた楽しい。

手書きのスケッチでここまで正確に残された昭和15年の記録

Img_2665  Photo_20220718202601

植物を愛でる心は命を愛し平和を求める事 とした牧野富太郎の心です。

 

※近くで見られる新しい花

私が初めて見る花ミクリ&タケニグサ 鹿が食べず増え続ける

Photo_20220718203801  Img_2623

タマゴタケ&ジキタリスも鹿が食べず沿道で増え続ける

Img_2628  Img_2633

オミナエシ&クルマバナ

Img_2687  Img_2673

ソクズ&オオバイボタは初めての花でイボタノキの仲間で葉が大きいこと

Img_2689  Img_2691

ミソハギ&イヌゴマ

Img_2715  Img_2721

                  (izumi)

 

 

 

2022年7月12日 (火)

2022 7月例会(京丹後市 大成古墳~立岩)

7月例会は足を延ばして、京丹後市竹野町・大成古墳~立岩の海岸遊歩道を観察しました。豊岡市内から約50km、道の駅「てんきてんき村」近く、久しぶりのお出かけ例会です。
今回のお目当ては、海岸に咲くユウスゲで、名の通り夕方から開くので集合時間を遅らせました。
数日前からの予報は雨模様で気を揉んでいましたが、曇りに変わり時折日が差してきました。夕方でもあって、海風が心地よく暑さを和らげてくれました。

丹後町海岸 大成古墳
P7120007 P7120025

八丁浜のソテツの雄花・実
P7120015 P7120018

遊歩道 & 立岩付近の海岸線
P7120049 P7120052

カワラナデシコ & ハマナデシコ
P7120094 P7120035

ヒルガオ & カワラマツバ
P7120026 P7120028

丹後町竹野漁港とユウスゲ
P7120047 P7120038

夕陽に映えるユウスゲの花
S__62906380  S__62906382

フナバラソウ & スナビキソウ
P7120040  P7120054

コマツナギ & ママコノシリヌグイ(それぞれ名前に意味が)
P7120092    P7120069
「駒繋ぎ」は馬を繋いでも耐えるほどの例え、「継子の尻をぬぐい」は、意地悪の継母が棘のある茎で、子の尻をぬぐう例えから来ています。

ナミキソウ & ハマゴウ
P7120058_20220714071701   P7120087

コオニユリ & ハマエノコロ
P7120070  P7120103

 ハマボッス & ツルナ 生で食べて美味しい
P7120074  P7120064_20220713082701

立岩 & 母子像(間人皇后と聖徳太子)
P7120099 P7120097
次回例会は真夏は休んで、8月23日(火)に予定されています。

余談ですが、丹後には美人女性縁(ゆかり)の地があります。
乙姫・羽衣天女・間人皇后・静御前・小野小町・細川ガラシャ・安寿姫の七姫です。

丹後に伝わる七姫伝説 ← クリックしてご確認ください
                              ( izayamiki )

















2022年7月11日 (月)

来年度前期 連続テレビ小説『らんまん』

2023年度前期 連続テレビ小説が、『らんまん』に決まりました。
春らんまんの明治の世を 天真らんまんに駆け抜けた―ある天才植物学者の物語、 第108作『らんまん』 のモデルは、日本の植物学の父 牧野富太郎(まきの・とみたろう)氏。 主演は神木隆之介さんです。

その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときをお届けします。※実在の人物である牧野富太郎(1862―1957)をモデルとしますが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。(NHKホームページより)

仕事をリタイアした10年前から、「神鍋山野草を愛でる会」に入会し、野山を中心とする花や野草・木々を観察してきました。
春から秋にかけて月2回の例会で、10個覚えて8個忘れる頼りなさでしたが、覚えたものが少しづつずつ貯まってきました。

バイカモ & キバナアキギリ
1352 Photo_20220712073501
「愛でる会」も年を重ね、花だけを愛でるのではなく、「春に花を咲かせ、夏に葉の色を濃くし実をつけ、秋になって実や葉を彩り、冬に葉を落とす」植物の自然の営みを楽しむようになりました。そして山野草だけでなく、住んでいる田や畑、野原・空き地に生きる草花にも目が向くようになりました。

ところで、牧野富太郎にまつわる言葉で・・・
雑草という植物などない。名がないなら、つけてあげればいい。ひとつひとつの草花にはそれぞれにちがいがあり、それぞれに、精いっぱい生きている。名をつけることで、それぞれのちがいがはっきりして、生き生きして見える』(『横山充雄著・ウチダヒロコ編 牧野富太郎: 植物の神様といわれた男』より)

植物は人間がいなくても少しも構わずに生活するが、人間は植物が無くては生活の出来ぬ事である。そうすると、植物と人間とを比べると人間の方が植物より弱虫であるといえよう。つまり人間は植物に向こうてオジギをせねばならぬ立場にある。(『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』より」)

ハキダメギク(掃溜菊)
P7120007この時期畑を覆い、秋に実をつけ種を飛ばして子孫を広げようとする菊に似た「雑草」に、「ハキダメギク」があります。可哀想な名は、東京世田谷区のゴミ捨て場で牧野富太郎が発見し名付けました。
北米原産で大正時代に見つけられた場所がこの花には不運でした。

昔はごみを掻き集めて捨てるごみ置き場のようなものを「掃き溜め」といっていました。
似つかわしくない場所に優れたものがあると「掃きだめに鶴」といいます。ここちらも褒められる相手の引き立て役です。

                             ( izayamiki )

 

 

    

 

 

   

2022年7月 5日 (火)

梅雨入り解除真夏日で台風目まぐるしい天候異変です

※蚕飼育  終了報告

4月29日3㎜ぐらいの蚕200匹 を飼育5月はひたすら桑の葉を

食べ大きくなって一番小さいカイコが6月6日繭を作って後は

 カイコガ が 誕生するのを楽しみにしてきた1か月でした。

左♀ 右♂が5時間交尾する & 10個のみ選別して6月末姿

Img_2401    Img_2429

繭を振ると蛹になってコトコトと音がしてその後 音がしなくなる

 蛾になり繭を破って誕生の準備する

一番早く繭を作った物から一番遅れて小さな繭10個を選んだのが

悪かったのか せめて1週間以内の大きな繭にすれば良かったのか

一番小さな繭からカイコガ誕生 7月に入ってもガが誕生しない3個

 6月24日 & ハサミで切り出したが ガ のままで動きません

Img_2458_20220704162801  Img_2457

6月から何も食べずにひたすら繭を作り1個の繭から1500mの糸が

採れる らしい せめて雌の卵の誕生までを楽しみにしていたのに

今では10個とも動かなくなった。昆虫蚕と植物の共生に感動した。

 

※チャンチン  牧野富太郎図鑑7月に咲く花の記事一部

 6月大木で香りのする姿を観察して7月1日に花確認

        Img_2163_20220704164401

大木の下に落ちた花弁 & 拡大した3㎜ぐらいの花弁

Img_2449  Photo_20220704164401

山渓の図鑑には掲載無し 昭和15年一次大戦中でも図鑑を発行した

牧野の手書きの写生図 どんなNHKドラマになるのか来年4月が楽しみ。

 

※ 夏本番 道淵で花が見られます

ナツツバキ & ヒルガオ 思わず葉を見るジンガサハムシ

Img_2434  Img_2425

イタドリ & ギンパイソウ

Img_2464  Img_2435

ホオズキ & ナンテン

Img_2437_20220704171701  Img_2432

ネジバナ & ハンゲショウ

Img_2474  Img_2489

ヤマジノホトトギス  & ミヤコグサ

Img_2504  Img_2505

7月行事計画

7月12日 京丹後市間人(たいざ)例会です

6月西気花巡り記事と7月20日東河内花巡り計画です

    今回は 13時~15時東河内地区

      Img_2509

                   (izumi)

 

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

丹後の野山を歩こう会

道の駅神鍋高原

伊佐屋三木のblog2

無料ブログはココログ