2021 5月例会 竹野猫崎半島
5月例会は原生林が広がる「近畿自然歩道猫崎線」、続いて昼食も兼ねてお隣の弁天浜の観察です。
緊急事態宣言下で「外出自粛」が呼びかけられていますが、高齢者の特定メンバーで、でき得る限りの感染対策をして楽しみます。
趣味と健康と精神衛生など、生活の質を守る必要な活動です。
竹野浜から猫崎半島を、標高141m賀嶋山を越え、猫崎灯台まで1.2kmのコースです。
対馬暖流や潮風の影響もあって、高原とは違う野草たちに出合えます。
タニウツギが満開 & 青と茶のムサシアブミ
アブミ(鐙)とは、馬具の一種で鞍の両側に下げて、乗るときや乗っているときに足を置きま。花の形がこの鐙に似ていることから付けられたものです。
サトイモ科テンナンショウ属で、ウラシマソウやマムシグサの仲間です。
クサイチゴ & キイチゴの花
賀嶋公園で海岸線を展望 & 花が終わったウラシマソウ
観光協会のパンフには、「春にウラシマソウ・トキワイカリソウ、夏はユウスゲ・カワラナデシコが、秋はツルニンジン・ツワブキが、冬はヤブツバキが紹介されています。
クシバタンポポ(在来種) & ノアザミ
ハマダイコン & ハマハタザオ
ハマエンドウ & ハマニガナ
ハマボウフウ & ハマヒルガオ
コマツヨイグサ & 岩場の「ど根性ハマダイコン」
コウボウムギ(雌花) & マンテマ
猫崎灯台
甌穴(ポットホール)
オカヒジキ & 鬼ハマダイコン(駆除対象外来植物)
ジシバリ & オニタビラコ
コウゾ & キツネノボタン車降りてから頂上まで確認されました
アマドコロ & ハンショウズル蕾
堆積岩の勉強 & ランチ後のオカリナ演奏
覚悟していた午前の雨も、浜に着くなり柔らかい日差しに変わりました。
潮騒を聞きながら凪いだ海を眺めて、「浜辺の歌」「野に咲く花のように」のオカリナ演奏も風景に馴染みます。
山野草の観察だけでなく、山陰海岸ジオパークで、日本列島が大陸から分離した話やマグマの噴火・地殻変動・長年の堆積による岩石の話など勉強になりました。
日本海と松林と猫崎半島を望みながらのオカリナ演奏
( izayamiki )
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猫崎もいいところですね。近辺にいいところいっぱいですね oka
投稿: | 2021年5月13日 (木) 04時23分
動画がいいですね。浜辺で潮騒をバックに、「浜辺の歌」、雰囲気がよく伝わります。
投稿: izayamiki | 2021年5月13日 (木) 07時59分
浜辺の観察初めての参加でした。珍しい草花いっぱい…。海辺に咲く草花の名前、
《はま≫がつくんですね。改めてビックリでした。
投稿: m・y | 2021年5月13日 (木) 11時31分