2020 10月例会 栃本~田の口観察
秋が深まり紅葉が高山から麓に下ってきます。
高気圧に覆われ、朝は10度近くに下がっても、お昼頃には20度を越える爽やかな秋晴れのお天気です。
10月後半の観察は、神鍋から南、蘇武岳の西に位置する林道周辺を観察しました。
ヘビイチゴ & フユイチゴ
アキチョウジ & ミゾソバ
シロヨメナ & ゲンノショウコ
ツリフネソウ & ヒヨドリジョウゴの実
ツルリンドウ実 & マムシグサ実
ヒヨドリバナ & オオナルコユリ実
キツネノマゴ & ソヨゴ実
ウツギの実 & タニウツギの実
イタドリ & ヤクシソウ
リンドウ
センボンヤリ閉鎖花と穂
コウヤボウキ & オトコエシ
ゴンズイ & ツルアリドウシ実(えくぼが花の後)
ガマズミ実 & サルトリイバラ実
シカによる食害はあるものの、秋の花があちこちに顔をだしています。
先に花を付けたものは、受粉によって実を結び、秋が深まると赤く色づいてきます。
これは鳥たちへの合図で、鳥は動物達と違って、赤色を識別できる特技を持っているといいます。
一方美味しい実を成らし、動物たちに食べてもらうことで子孫をつなぐものもいます。
ほとんどの女性会員がクリ・アケビなどの木の実や・ヤマイモのムカゴに執着します。
これらは太古の昔に男達が猟をして獣を、女達が木の実や茸・山菜を採取した名残かも知れません。(^_^;)
ヤマハギ & フユハナワラビ
キクバヤマボクチ ウリカエデ実
イヌコウジュ & アケビ実
キバナアキギリ & オハラメアザミ
アキノキリンソウ & テイカカズラの実
観察風景 & タラの花後の紅葉
ヘクソカズラ青実 & イブキトリカブト
バショウ(ジャパニーズバナナ)
近くに湧きでる伏流水のお陰で、年中12~13度の水が流れます。
バナナの仲間ですが、気温の関係で食べられるほど成長しないそうです。
バイカモの花も1輪見つかりました