渓谷沿いの小城道をたどる
過去何回かIさんの報告がありましたが、新緑の5月に旧村岡町小城に繋がる古道をたどってみました。
満開のヤマフジ
タニウツギ & ムラサキサギゴケ
池に沈む林 & 江戸期の道標・地蔵尊(右・小城道、左・村岡道)
アカメガシワの新芽 & ヤマネコヤナギ
ヒメレンゲ & コマユミ
カシワについた虫コブ & オニグルミ雄花
ミツバアケビ & ゴヨウアケビ
ヒルムシロ & ヤマモミジ
キブシ & シライトソウ
ヤブデマリ & ウワミズザクラ
トチが群生する渓谷
ツリバナ & フデリンドウ
サワハコベ & タニギキョウ
ハコベかな? & トチの幹からでた新芽・葉はイワガラミ
ホウの花
あちこちに小滝 此の渓谷の最奥の滝
ツルアジサイ萼片 & カマツカ〈バラ科)
コオニタビラコ & ムラサキケマン
タジマタムラソウ咲きだす
今回は時間の関係で小城越え(峠)手前の奥滝で引き返しました。
神鍋の万劫と村岡町小城と繋がる道で、昔は「西の気道」、近年は「県道山田日高線」として地図に残っています。
小城は豪雪で孤立したり被害も出て、昭和59年に村全体が集団移転しています。
小城や万劫の集落にとって、渓流沿いに繁茂するトチの実拾いも大事な生活手段だったことでしょう。
山頂や尾根のブナの原生林に降った雪や雨が腐葉土を通じて浸みだし、あちこちで沢を作ります。
これらが集まりながら流れ下る渓谷の新緑は見事なものでした。
新緑の次は秋の紅葉の見頃な時期に訪れたいものです。
( izayamiki )
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