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2018年9月

2018年9月25日 (火)

2018 9月例会 神鍋山

9月後半の例会は、神鍋山の麓を回りながらの観察です。

彼岸を過ぎても天候は安定せずに、日替わりで予報も変わります。
今日は午前は曇り、午後から少しずつ回復するとの予報です。
ところが出がけにざっと降り出して、道の駅で待機し合羽や傘の準備を終え、小降りになった頃観察スタートです。
 
ルーペ的観察                   イヌタデ
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キンミズヒキ                    ミズヒキ
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ヤマハッカ                     コシオガマ
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キンエノコロ                    ホソバウンラン
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ヒヨドリバナ                     フジバカマ 
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                     ツリガネニンジン
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 ツルボ                         トウバナ
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キキョウ(雄花開花)              キキョウ(雌花開花) 
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ワレモコウ                    ナンバンギセル
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アレチマツヨイグサ                ネコハギ
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 メドハギ                      シロバナハギ
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                     ツユクサ 
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 カワラケツメイ                  ミゾソバ
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ツリフネソウ                       クサボタン 
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アケビ(実)                     クロバナヒキオコシ
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ツルニンジン(蕾)                ヤブツルアズキ
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オミナエシ                       オトコエシ
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オトギリソウ                    オヤマボクチ(蕾)  
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普段は神鍋山の遊歩道を上ったり下ったり、噴火口やゲレンデも含む観察ですが、この日は雨模様でもあり、麓の観察になりました。
 
昼に女性会員Tさんの作った アサクラザンショの味噌たれでおにぎりを美味しく頂きましたました
 
例年の観察と較べて秋の訪れが遅れているように感じられます。
中秋の名月は昨晩、今宵が満月に近いとのこと、お月見に欠かせないススキも色づいていました。
                               ( izayamiki )
 
 
 
 

2018年9月18日 (火)

9月 第3週 イボクサ サワヒヨドリ キクイモ 

  小雨の多い日が続きますが 稲刈りが始まりました 

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ナンバンギセル     イボクサ (ツユクサ科)

今年は咲く時期が遅い      一日でしぼむ

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サワヒヨドリ キク科 葉は対生で6枚針形もあります

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キクイモ  キク科 

 アメリカ原産で戦時中に栽培されていたが野生化している

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                                                         (izumi)

2018年9月12日 (水)

2018 9月例会 大岡山

秋雨前線の影響で6日から10日にかけてよく降りました。

災害に繋がらなかったのは、時間をかけてたくさん降ったからで、地域の持つ保水力・排水力の範囲だったからでしょう。
 
そんな長雨も一休み、11日(火)の例会は曇りの予報が続きます。
早朝の雨も影響して「道の駅神鍋高原」に集まったのは10人でした。
 
大岡山の観察は毎年行なっていますが、早秋のこの時期は初めて、花は少なくなったものの夏の名残と秋の兆しの両方が楽しめそうです。
ルートは山頂付近からスタートし、林道や大岡寺への旧参道を経て、旧大岡寺跡まで中腹のぐるりを散策します。
 
                     ゲンノショウコ
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                     ヤマジノホトトギス
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ヤマボウシ (実)                クリ
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イワカガミ(花跡)                ヤマアジサイ
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コマユミ(実)                    ミヤマハハソ(実)              
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ヒヨドリバナ                   ハナイカダ(実)
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ツルリンドウ                   アカメガシワ(実)
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ダンドボロギク                                       ミズタビラコ
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クサギ(実)                    ノリウツギ
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マツカゼソウ                   ウリハダカエデ(実) 
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アケボノソウ(蕾)                シュロソウ(実と花)
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沢ガニ                       オヤマボクチ
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                      コシアブラ
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クマシデ (実)                  キブシ(実)
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崖崩れを越える                  イタドリ
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例によって気になるのはシカによる食害で、食べられた竹笹が枯れ、下草が無くなり、道があちこちで崩れています。
阿瀬渓谷同様にシカが嫌うダンドボロギク・マツカゼソウ・シダ類が、他を押しのけて群生しています。
 
大岡山は森が豊かで、いろいろな樹木が観察でき、低山ながらブナも生育する貴重な場所ですが、昭和57年の大岡寺の移転とともに数本あった参道も荒れています。
崩れは大岡山の地層も原因しているのでしょうが、荒廃が進み人が入らなくなり、さらに荒れるのが案じられます。
 
ツリフネソウ                    モミジガサ
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クジャクシダ                ノグルミ(実)
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アオハダ                      ヌルデ(実)
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クズ                         タラノキ
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ツノハシバミ(実)                    ミカエリソウ(蕾)
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ミツバアケビ(実)                 サワオトギリ
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                    ナガハノコウヤボウキ
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ウツギの残り花やハナイカダの残り実に夏の名残が感じられる一方、春や夏の花が実をつけ、さらに成熟に進む秋も感じます
期待していたアケボノソウ・ミカエリソウは来週には開花するでしょう。
 
山頂近くはガスが出たり、短時間ですが霧雨が降ったり、崖崩れを乗り越えたりしたものの、下見で倒木など処理がなされ安心して観察できました。
 
次回は25日(火)、神鍋山周辺を観察します。
                                     ( izayamiki )
 

2018年9月 4日 (火)

9月第1週  ワレモコウ コシアブラ ミツバフウロ

9月になって 夜の気温が20℃を下がりましたが 台風の襲来

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 阿瀬渓谷 の渓流は 見どころ一杯 思わず足を浸けたくなる

 ワレモコウ バラ科 草原に先端から花序が咲きだしました

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 コシアブラ ウコギ科 タラノキと同じく 早春の山菜として珍重

される 高木で 紅葉すると淡いレモンイエローとして良く目立つ

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 ミツバフウロ  フウロソウ科  

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 ミゾカクシ   キキョウ科 5弁の半円は珍しい

 花冠の裂片は横に2個 下向きに3個と片寄って付く

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                           (izumi)

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