4月後半の例会は、神鍋周辺を観察しながら、山菜を収穫しいただく企画です。
雪が多く遅れた春を待ちわびた31名の会員が、道の駅神鍋高原に集まりました。
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まずは「愛でる」です。
ショウジョウバカマ アケビ
オオカメノキ (ムシカリ) ナガバノモミジイチゴ
キンキマメザクラ クロモジ
オーレン(花後) ツクバネソウ(蕾)
チゴユリ(蕾) シャクナゲ
ヒトリシズカ トキワイカリソウ
ヤマルリソウ フッキソウ
イチリンソウ ヤマブキ
アオキ キブシ
タムシバ マムシグサ
クシバタンポポ
次は「食べる」です。
人は古来から「自然の恵みのおこぼれ」をいただいて生活してきました。
再生可能な方法で採取し、共生してきた知恵に学びながら感謝して頂きます。
タラの芽 コシアブラ
ウドは生で 山菜が山盛り
この日頂いたのは、タラの芽、コゴミ、コシアブラ、ウド、ユキノシタ、スギナ、セリ、イタドリ、ヨモギ、アケビ、ワラビ、ゼンマイ、サンショ、カンゾウ、ウコギなどなど、里育ちで山を知らぬ私にとって、毒草以外は皆食べられるという感じです。
戦中戦後の食の貧しさを経験した中高年世代にとって、山の恵みは今のような珍品ではなく、食の代用もしくは量を増やすのに欠かせぬものでした。
もちろんこれだけのものを採取したのではなく、それぞれが栽培していたものも持ち寄っています。
山野草を愛でて心を豊かにし、山の恵みを食べてお腹を豊かにする贅沢な企画でした。
次回は兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)との共催で、神鍋溶岩流を神鍋の春の花を愛でながら、一日かけてゆっくり歩きます。
( izayamiki )