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2016年2月 2日 (火)

2月第1週 アツミカンアオイ

      クロガネモチの果実   

      Photo

皮から鳥もちがとれ、葉柄が紫色していることから名が付く    

果実から同定出来る事が多いようです

 小鳥が 実を 食べに来ていました。

      キクバヤマボクチ ドライフラワー

      Photo_2

 10月末に咲いていた 花が 根を付けたまま立ち枯れていた

    アツミカンアオイ  山地樹林内 に生える常緑多年草

      Photo_3

 2月から5月まで 花が見られます、この株では矢印の下に 

開きだしの花が見られます。

 この花を説明するには 話題が多く 時間がかかります

徳川家紋に使われる アオイの御紋、京都の葵祭 花は地味で

受粉や種の移動が蟻等に助けられ、空を飛ぶことが無いので

移動距離がきわめて小さく 同じ付近で 過ごす特徴があります

     Photo_4

この株の柄 根元には3個の萼片が開いている 地面すれすれ

に咲く姿は 説明するまで 気が付かない 蟻の世界に入る。

     Photo_5

常緑の葉に 蝶のギフチョウ (絶滅危惧種)が卵を 生み付け、

幼虫が葉を食べて大きくなり 孵化して 飛び立つ事で有名です

           Photo_6

 絶滅危惧種の生物の話題から 生物多様性の必要性も話します

2014年4月に ショウジョウバカマの蜜を吸っているギフチョウです

写真上部が頭です 下の方は擬態で攻撃から身を守っています。

神鍋高原では最近 めったに見る事ができません。

                                     (izumi)

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