12月第4週 ナニワズ
本格的な雪か?つかの間 22日 冬至 も昼から快晴で10㎝の雪も
融けました
季節の変わり目 私は昼の時間が少しずつ長くなるのが春に向かう
楽しみの一つです、どのニュースも 温暖化を取り上げています私も
3月から4月に咲く山野草を見に行くと見事に満開のようでした。
ジンチョウゲ科 ナニワズ 夏落葉する高さ1mの低木
周りは雪の中5年前はオニシバリと呼んでいました,鬼を縛れるほど
茎が柔らかく,夏は葉を落として 雌株の赤い実だけ目立つので別名
ナツボウズ、ナニワズは北海道,東北、北陸、サハリンに分布でした
しかし 橋本光政先生の図鑑では 但馬の山地に有るものはナニワズ
別名エゾナニワズで特徴は萼裂片は筒部とほぼ同じ4弁に開く花弁は
萼だがオニシバリは萼裂片の半分と書かれていて指摘を受け訂正しま
したオニシバリは見た事がないので解りません。図鑑だけでは
解らないですね
筒部分の萼の長さと 肉厚ある4弁裂萼の長さがほぼ同じの様です
12月下旬から咲きだす山野草も 温暖化の影響を受けているので
しょうかナニワズは有毒で鹿が食べないため、周りの青草を食べ
山道からでも目に付くようになりました。これが沢山見つかるところは
鹿も沢山いる証拠です。 この木は雌株で夏赤実がなっていました
お知らせ 積雪時動き回れず記事が書けるか心配です、10年間で
鹿、猪、盗掘、外来種、温暖化、山野の放置等々影響して最近
見られなくなって来た 美しい花を紹介しようと思っています
その花 神鍋のどこかで見たで という方は ぜひご連絡ください
(izumi)
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