2015 9月第2週 定例会 ナンバンギセル報告
台風18号接近で雨模様でしたが熱心な13名の仲間で神鍋山
を今年初めて 観察しました。開始にあたって 新入会の紹介、
兵庫県知事の認定証を受けたこと、12日県立人博との共同
開催阿瀬渓谷の観察会案内、道の駅ギャラリにて神鍋高原で
1000種を超える山野草を季節ごとに展示され見やすくなった
こと、その展示場に山渓ハンデイ図鑑5分冊を常設することが
報告されました。
カッパや傘の色どりの中、手入れの成果ナンバンギセルを始め
30種以上の花や実を楽しみ9時30分~昼過ぎまでかかりました。
ハマウツボ科 ナンバンギセル属 ナンバンギセル
8月下旬の蕾 9月に入った開花
万葉集の歌(道のべの尾花が下の思草、今さらになどものか
思はむ) 尾花がススキ 思草がナンバンギセルのことです。
山野に生える1年生の寄生植物、根を宿主のススキの根に食い
込ませ養分を吸収する 葉緑素を持たない。
この場所では 4mを超えるオオブタクサが繁茂して ススキ群生
が脅かされ人の係わりも大切なことが 指摘された。
(izumi)
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