2015 神鍋山野草だより 4月第3週
12日は神鍋山焼きが実施され、清滝の桜は満開でにぎわいました。
アマナ 葉 鹿被害
ユリ科 アマナは昨年から見つけていましたが 花を愛でることは出来ませんでした。
今年は3月から追い求めて 鹿食害で 葉を食べられショックを受けていましたが、一
本の細い葉に寄り添うように2本目の葉が出てその間から蕾が出始めました。
アマナ 蕾
氷ノ山・後山・那岐山国定公園に入っている神鍋高原は、環境大臣が優れた自然の
風景地を保護しその利用の増進を図り、もって国民の保健、休養、及び教化に資する
事を目的に指定する植物にアマナは選ばれています。
指定条件は観賞用、園芸用、薬草用、食糧等として採取されやすく、規制を行わなけ
れば絶滅する恐れのある植物や自然環境の変化でも特に個体が少ない植物です。
この地で70種以上があり、盗掘、破壊に対し罰則もあります。
知らない人には啓蒙をしなければなりませんし、知ろうとする行動が愛でる会の重要な
役割です。
今年は道の駅神鍋高原の展示写真に、指定植物や外来植物をシールでお知らせする
準備をしています。
身近なニホンタンポポやザゼンソウ、前回のスハマソウも指定植物です。
アマナ 満開
地中の丸い鱗茎が食用になり甘みがあることから名が付いています。
日当たりの良い草地 葉は15㎝ 巾1㎝以下 葉の間から1個の花、見事日が当たる
と開き、曇りでは開きません。
花ビラは2~2.5cmで 曇り空に散歩では見つけられず、不思議です。
(泉 鐘八郎)
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