« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »

2014年11月

2014年11月25日 (火)

2014 神鍋山野草だより 11月第4週

きのおけないな仲間と、初日は嵐山・二条城・京都御所、瀬田に宿泊して2日目は石山寺・伏見稲荷と廻りましたが、紅葉を楽しむ人であふれかえっていました。
但馬人にとって珍しかったのは、紅葉よりも群れなす人々ですね。
ところで、「神鍋山野草を愛でる会」案内人、泉さんから11月第4週のレポートが届きました。

神鍋山紅葉
Photo
11月下旬で平地の神鍋山(469m)の北西から見る紅葉まっ盛りの風景です。
 
ホッコクアザミ(キク科)全体図
Photo_3
初霜も21日ありましたが、昨年よりも遅かったです。
しかし毎年この時期に咲くホッコクアザミが目立ちますが、オハラメアザミとの違いがよく解りません。
 
花一輪
Photo_4
アザミ属は 名前が難しいので春に咲くノアザミと秋のアザミぐらいで済ませていましたが、神鍋高原では、花弁や葉を見るだけで区分けできるキクアザミやモリアザミにも出会います。
この写真では雄しべから白い花粉を出しています。
 
管状花1輪
Photo_5
集合体でしか見たことが無いので、今回はピンセットで1個体つまみだして見ました。
それは右から子房その次に冠毛その中に管状花その先が5つに分かれた花弁、その中央に雄しべ、一番長く伸びた雌しべが見られます。
 

2014年11月24日 (月)

神鍋高原の歴史と自然を考えるシンポジウムの報告

「神鍋山野草を愛でる会」案内人の泉さんから、このブログでも紹介した「神鍋高原の歴史と自然を考えるシンポジウム」の報告が届きました。
 
●23日神鍋高原の歴史と自然を考えるシンポジューム報告●
60名の参加がありました。
Photo
<神鍋高原の歴史から何を学ぶか 水嶋 元>
 
西気地区集落の神社には巨木が沢山あり戦国時代に翻弄されずに、農耕民族として平和に暮らしてきたが、大正末期にスキーが導入されその経済効果が大きすぎたために衰退
後の後遺症から抜け切れていない。
あまりにも金儲け中心になりすぎていて別荘に来る人の意見やこの地から出た有名人から意見を聞き学ぶことが良い。
自然環境の豊かさ 水、雪、植物を生かしたおもてなしが力になる。
 
<阿瀬 金山村の最後の住民の記憶   富山 利一>
 
戦後9家族が残り 炭焼きと狩猟で生活をしていた。
昭和30年村総出の労力と技術、資材は関電が提供で電気が完成した。
昼夜とわず電気は付けっぱなしで内外明々として別世界のようで、NHKテレビが寄付されて娯楽を楽しんだ。
離村の決断は子供の教育問題が大きく影響したと語られ、富山様の話は涙なしには聞かれませんでした。
 
<神鍋高原の森や山野草を観察して
         鹿、猪被害からどう対処するか  泉 鐘八郎  > 
 
 
2014年13回阿瀬渓谷を観察して トリカブト、ザゼンソウが絶滅していく姿を見届けた報告。
Photo_3
 
Photo_4
蘇武、三川山でも同じ被害広がる。
鹿が食べない植物を、このまま放置すると山には10種程度の山野草に限定される危機をフッキソウから報告。
最後に緊急に行動に移す提言。
 ①各集落3人以上の鹿捕獲隊を結成、自らの村は住民で守る
   ワナによる捕獲が一番効率が良い。
 ②兵庫で一番の自然環境を生かした観光資源を生み出す
 ③鹿流通ルートの確立をする
 ④県、市、猟友会と一緒になって出来る集落から立ち上がる
   ピンチをチャンスにし地域活性化の起爆剤にし但馬の
   手本になるような取り組みを始めようと訴える。
 

2014年11月18日 (火)

2014 神鍋山野草だより 11月第3週

11月も3週目になると秋から冬に様相が変わります。
木々の紅葉も西や北からの風が吹き飛ばし、地面を飾り始めました。
神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんから11月第3週のレポートが届きました。
 
裏にし気候 北西の風で雨が降ったりやんだり、弁当忘れても傘忘れるなの時期となりました。
ナイター風景
Photo_3
しかし冬は確実に近づいています。
スキー場も「アップ神鍋 みやの森人工降雪コース」でナイターが始まっています。
紅葉も山は落葉して裾野が色付いています。
 
ミヤマフユイチゴの実
Img_5334_2
この時期の花は サザンカ、ヤツデ、チャノキ他春の花タビラコ、ノゲシ、キブシが18日に見られました。
食べられるミヤマフユイチゴの実が食べごろです。
赤い実はツルアリドウシ、ヤブコウジ、アクシバ、サルトリイバラ、ガマズミ、ツルリンドウ、ビナンカズラ、ヒヨドリジョウゴ、ナンテン等いろいろ楽しめます。
 

2014年11月17日 (月)

神鍋高原の歴史と自然を考えるシンポジウム

平成22年に「山陰海岸世界ジオパーク」の一部として指定された神鍋高原の歴史や地形と豊かで多様な自然環境を学ぶシンポジウムが開催されます。

近年シカの増殖によって生物を始め自然環境が破壊されつつあります。
第2部で愛でる会の泉副会長が「神鍋高原の愛らしい植物たち」のテーマで報告します。
西気区長会と神鍋山野草を愛でる会の共催です。
 
・日時 11月23日(日) 13:00~16:30まで
・場所 神鍋高原 西気コミュニティセンター(日高町栗栖野)
 Scn_0002
 
案内チラシは  をクリックしてください
 

2014年11月12日 (水)

2014 神鍋山野草を愛でる会 11月例会

朝晩の冷え込みが続くと山々の紅葉が目につくようになりました。

「神鍋山野草を愛でる会」の活動も最終例会を迎えました。
11日(火)観察場所は阿瀬渓谷の手前、羽尻区湯の原オートキャンプ場付近を散策しました。
ヒヨドリバナ             キヅタ
Pb110003 Pb110022_2
ツチグリ               ヤマイモ(むかご)
Pb110006 Pb110008
リンドウ(蕾)             オヤマボクチ
Pb110010 Pb110015
イタドリ(雌株)             イタドリ(雄株)
Pb110005_2 Pb110029_3
ゲンノショウコ             オドリコソウ
Pb110023 Pb110026
イヌコウジ               ツルニンジン(実)
Pb110028 Pb110032
ヒヨドリジョウゴ(実)         キクタニギク
Pb110037 Pb110040
ミヤマフユイチゴ           ガマズミ(実)
Pb110033 Pb110034
道沿いの笹や下草が鹿によって食べられているのが目立ちます。
このままでは、阿瀬渓谷のように鹿が嫌うものだけが残る異様な光景がここでも見られる可能性があります。 
山の紅葉               キャンプ場(黄葉はユリノキ)
Pb110041 Pb110043
紅葉盛りの阿瀬渓谷散策のあと湯ノ原温泉オートキャンプ場内で、昨シーズン開業した里山イタリアン「ナチュロバロリスの森」でランチです。
レストラン風景           前菜とスープ
20141111_122023 20141111_122343
フワトロオムライス          デザート
20141111_123411 20141111_132617
レストランメニュー
20141111_122931_2箸置きやナプキンにナンテンの枝や紅葉した柿の葉やユリノキの葉を使い、季節の食材を生かしたイタリア料理に満足しました。
 
食事の後、廃村となった金山の金山分校で勤務されていた中島先生から当時のお話を聞きました。
江戸期に見つかった銀鉱山として隆盛を極めた歴史、廃坑後は水田や畑を拓き、炭焼きや狩猟で生計を立てていたこと。
昭和32年に三方小学校金山分校の開設に伴い教員も派遣され、簡易水力発電所の設置で電灯がともり、早い時期に分校にテレビが備えつけられ、村中で大相撲を見たこと。
山奥の不便なくらしと時代の流れも相まって昭和37年に最後の一戸も村を出て、廃村となったことなど。
廃村跡のプレート          金山村の歴史
Img_1169 Img_1170_2
他に金の茶釜伝説、楽水伝説、湯の原伝説にも触れられました。
近くの集落から2時間以上もかかって険しい道をさかのぼった山深い場所。
辛くて厳しい山村生活の中、人々の血のにじむような努力と学校教育への期待が伺えました。
 
12月からは雪に覆われる神鍋山ですが、毎月第3火曜日に有志が集まってスノーシューを使って観察を続けることになりました。
 

2014年11月11日 (火)

2014 神鍋山野草だより 11月第2週

神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんから11月第2週のレポートが届きました。
 
8日9日 但馬まるごと感動市や阿瀬渓谷もみじ祭りで大賑わいでしたが、9日は一日中雨、ドーム行事は無事に終わりました。
自然を相手にする行事は天気が影響します。
でも植物は関係なく晩秋の秋を咲き誇っています。
 
熊の糞
Photo
昨日の夜か朝方排出された、ほやほやの糞です。
柿を腹いっぱい食べた様子がうかがわれます。
直径5cmになろうかと思われる見事な大きさ、元気で冬眠に入って下さいね。
 
キチジョウソウ ユリ科
Photo_2
吉事があると開花するという伝説に由来します。
赤い茎と白い花がミズヒキの色模様です。
暖地の林内に生える常緑の多年草と図鑑に載っていますが、神鍋高原は暖地なのでしょうか?
よく見ないと見過ごしてしまう控えめな花です。
 
 

2014年11月 4日 (火)

2014 神鍋山野草だより 11月第1週

11月始めの三連休も前線の通過ですっきりしないお天気になりました。

神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんから11月第1週のレポートが届きました。

週末 但馬特有の天候になり 3日も珍しく降ったりやんだりです。
世界身障者野球大会(但馬ドーム)
Img_5306_2
神鍋高原但馬ドームでは第3回世界身体障害者野球大会が開催され観戦しました。
日本、米国、韓国他2国の5チームの試合で2日間で勝敗を決めるのですが、片腕や片足を乗り越え健常者と同じ野球が楽しめる感動の瞬間が見られました。
 
鹿肉試食会       調理風景
Img_5307_3 Img_5305
西気地区公民館主催の文化祭が、旧西気小学校体育館で開催され出席しました。
「神鍋山野草を愛でる会」は、鹿の被害で希少種植物に大きな被害が出て絶滅の恐れがあると3年ほど前から発信してきました。
鹿肉を美味しく食べる流通ルートの確立の一歩になればと期待しています。 
がんばれ「西気明日のいしずえ会」の皆様。
もも肉のニラごま炒め美味しかったです。
来年旧ゆとろぎ跡に完成する工場でも鹿肉の燻製が出来るよう期待しています。
 
キッコウハグマ(キク科)
Photo
山地の木陰 やや乾いた所 小さな多年草で茎は10~30㎝。
葉の形が亀の甲に似ることから名がつけられました。
花は3個の小花からなり、先は5つに深く裂け15枚に見えます。
小花は閉鎖花になることが多いとあります。
 

« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

丹後の野山を歩こう会

道の駅神鍋高原

伊佐屋三木のblog2

無料ブログはココログ