« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月

2014年9月30日 (火)

2014 神鍋山野草だより 9月第5週  

神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの9月第5週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します。)
なお、先週から「但馬情報特急」の特派員ブログにもこのレポートを投稿してます。
 
三川山アンテナ山(仮称)
Photo
神鍋高原ではこのアンテナ山(仮称)を三川山と親しみ、道の駅からは北西の方向に見られます。
冬 北西の風が吹くと三川山に当たって乾燥した大雪になります。
しかし 一般的には香美町の三川権現から登り、三角点がある888mの山が地図では表示されています。
写真の山は香美町と旧竹野町、日高町の境界にある 三川山より29m高い917mの山で、林道樹林の合間から見られる展望は又格別です。

ナツツバキの群生地があります。
ブナ林も広がり春、秋 美しく、蝶の愛好家には格別の場所で、 登山は稲葉からや水口のコースがあり、3時間かけて楽しめます。
この場所での植物も鹿によって被害が広がっています。

 
ユキノシタ科ダイモンジソウ
Photo
山地の渓谷岩肌では鹿が食べる事が出来ず美しい花が咲きだしました。
 
 
ダイモンジソウ拡大写真
B
花が大という字に似ていることから名が付いています。
9月~10月に咲き花弁5枚、雄しべ10個が見られます。

 
ジンジソウ拡大写真
Photo_4
山地の岩壁に9月~10月 花弁5枚ですが上部3個は
小型で黄色の斑点があり、下2枚が人の字に似ることから
名前が付きました。

 

 

2014年9月23日 (火)

2014 神鍋山野草だより 9月第4週

秋晴れのお天気がつづき、彼岸花の赤が刈り取りが済んだ田んぼの畦に目立つようになりました。
神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの9月第4週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します。)
 
蘇武滝 羽尻地区
Photo
豊岡市で一番高い山 蘇武岳 1074mの東側 海抜500mの所にある滝は、昔は賑わっていたそうですが、今は知る人ぞ知る場所になっています。
しかし 鹿と猪が出没した事で環境が一変 道路が荒れ放題、獣道しかなく、上級クラスの登山道です。
手前には羽尻のカツラがあり兵庫県5番目の大木で見ごたえがあります。
ちなみに2番目は万劫のカツラです。
滝1k入口車道に見どころや道案内看板が設置されています。
十分注意して楽しんでください。
 
ソバの花満開
Photo_2
神鍋高原では最近あちこちにソバが植えられて、地元のソバとして親しまれています。
やはり11月の新ソバの味は香があり美味しい食べ物です。
地産地消で花を愛でてその実を頂く環境は心も胃袋も満足させてくれます。
これが本当のお、も、て、な、しではないでしょうか。
 
キキョウ科 ツルニンジン 
Img_4934
8月~10月迄 見られ、3cm程のツル性で葉を切ると白い汁が出て切り傷に効くといわれています。
名前の由来は根が朝鮮ニンジンに似ることから付けられ、別名 ジイソブともいいます。
 
ツルニンジン 花真
Img_4931_2
内側は紫褐色の斑点があり花柱の先が大きく膨れ3裂しています。
キキョウの時も載せましたが、この種も雄しべ先熟で5個の雄しべの先が黄色くなっています。
自分の花の雄しべと雌しべで受粉しない仕組みになっています。
不思議発見です。
 

2014年9月16日 (火)

2014 神鍋山野草だより 9月第3週

 9月に入ると秋晴れのお天気がつづき、稲の刈り取りも一気に進みました。
あちこちの空きの訪れを感じます。
神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの9月第3週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します。)


ヒルガオ科 ネナシカズラ属 ネナシカズラの報告です。
ツル性で他の植物から養分を吸収する寄生植物で、緑の葉は無く寄生の状態に入ると根が無くなります。
 
日本固有のネナシカズラ 全体写真
Photo
ネナシカズラはその名のとおり、根の無いツル性植物ですが、昨年の秋に種子が落ちて 今年芽が出てつるが延びて、他の植物に巻きつき出すと根が枯れて無くなります。
全体が白ぽい感じがします。

ネナシカズラ 花拡大写真
Photo_2
8月~10月開花時期 
神鍋高原では3箇所で見られます。

アメリカネナシカズラ 全体写真
Photo_3
アメリカ原産で 何かに混ざって渡来したとされています。
7月~10月花の時期 全体が黄色っぽいです。
最近道路脇や草原で普通に見られ増えてきて、要注意外来生物です。
この種がある付近には日本ネナシカズラは見当たりません。
黄色い線状が目立ち低い草に寄生しています。

アメリカネナシカズラ 花拡大写真
Photo_4
一部に実らしきものが見られます。
図鑑では花柱が2個でネナシカズラは花柱1個であると書かれているが、見た目からも見分けが付きます。
 
この種は環境省の外来生物法に指定され輸入したり、野外で植えたり、まくことが禁止され駆除が検討されます。
違反した場合は罰則も規程されています。
今後外来生物法に指定された植物を調査することも必要になりそうです。
 

2014年9月11日 (木)

2014 神鍋山野草を愛でる会 9月例会前半

「山野草はお盆関係なく咲きますよ」との案内人泉さんの話しでしたが、お盆準備や山歩きを優先し久しぶりの例会参加です。

「秋の気配を見つけよう」ということで、9日に場所は神鍋溶岩流添いの清滝地区から八反の滝までの野草や樹花を訪ねました。
アカバナ                ギボウシ

P9090011 P9090013
ゲンノショウコ             ホトトギス
P9090015 P9090018
アキノノゲシ             オオブタクサ(外来種)
P9090020 P9090022
シシウド                オオニシキソウ
P9090023 P9090028
アメリカネナシカズラ(外来種)  ハナイカダ実
P9090026 20140909_114146
スズメウリ実             センニンソウ
P9090033 P9090035
ウシハコベ                 ツリバナ
Photo 20140909_110151
ミツバフウロ              イヌゴマ
20140909_112343 20140909_112532
八反の滝               滝のしぶきに虹
20140909_112726 20140909_113521
今日愛でた花や実の一部を紹介しましたが、ゲンノショウコの白い花は印象的でした。
 
中学生の頃でしたが、PTAの資金稼ぎに夏休みに薬草の採取が義務づけられました。
ゲンノショウコ1kgがノルマだったと記憶していますが、暑い時期に埃にまみれて道路の法面を這い回りました。
たくさん採ったつもりでも干すとぐっと軽くなり、また採りに行った覚えがあります。
業者に売って学校運営資金の足しにしたものでしょうが、この花を見ると思い出します。
  

2014年9月 9日 (火)

2014 神鍋山野草だより 9月第2週

神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの9月第2週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します。)
 
天候不順からやっと抜け出しましたこれから秋の草花が咲き出すシーズンです。
鹿の被害も出ています。
阿瀬渓谷のザゼンソウも猪が根を掘って食べるなどほとんどが被害を受け、春の花が一つ無くなりました。


ぞうの足跡看板
Photo_2
神鍋高原で植物を愛でることは、3つの地層を歩いていることになります。
一つは 2万5千年前の火山であったスコリア、溶岩流 神鍋山等
二つは 2000万年前の日本海の海底であった 蘇武、三川、大岡山
三つは 5000万年前の中国大陸であった場所  ゾウの足跡化石エリア
日本列島誕生のロマンを感じながら そこに生き抜く植物の不思議を観察し、人とのかかわりを知り楽しみましょう。
 
ウリ科 スズメウリ雄花
Photo_3
雄花は黄色い雄しべが目立ち 直径6㎜で深く5列し光沢がなく柔らかです。
雌雄同株で ウリ科のスイカ等と同じ植物です。
 
スズメウリ雌花
Photo_4
雌花は下部の子房が目立ちます。
ツルが垂れ下がり地中にもぐって肥大した根を作り越冬します。
実から遠くに移動していく方法と根からも繁殖する優れものです。
8月12日紹介したカラスウリと同じ特性です。
 
スズメウリ実
Photo_5
果実がカラスウリより小さいことから、スズメの卵のような実から名が付いたようです。
果実は直径1cmではじめ緑色ですが熟すと灰白色になります。
 

2014年9月 1日 (月)

2014 神鍋山野草だより 9月第1週

 神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの9月第1週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します。)
名前の無い滝 
Img_4680
神鍋高原では阿瀬渓谷や神鍋渓谷、溶岩流で滝の名前を付けて楽しんでいますが、 その他の渓谷では名前がない滝も沢山あります。
今年の長雨では思わず滝と出会うことがあります。
落石など危険がありますので注意してください。
 
ツルボ全体
Photo_5
ユリ科 ツルボ属 ツルボです。
日本全土にあると記述、私の裏草地にも沢山咲き出しました。
4月5月に葉が出ます。
今は他の野草がいっぱいの中、突然咲き出しました。
7月末にナツズイセン、8月にキツネノカミソリ、9月にツルボ、彼岸にはヒガンバナが葉が無いのに咲き出すのに似ています。
 
ツルボ 拡大
Photo_4
拡大して見ると6弁の花びらと6個の雄しべ、中央の雌しべが見られます。
下段から咲き出し、この写真では上部が蕾、その次の段が咲き出した雄しべの状態、その下が雄しべ雌しべが開いて花粉が出る状態、その下が終わりかけの姿が見られます。
どうも1日花の様でこの繰り返しで頂上まで15日ぐらいかけていくようです
 
ツルボの葉(4月)
Photo_3
春4月に葉が出ます。
しかし6月を過ぎるとなくなりますが、図鑑では花が咲くとき根生葉があるものもあるそうです。

   

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

丹後の野山を歩こう会

道の駅神鍋高原

伊佐屋三木のblog2

無料ブログはココログ