2014 神鍋山野草だより 9月第4週
秋晴れのお天気がつづき、彼岸花の赤が刈り取りが済んだ田んぼの畦に目立つようになりました。
神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの9月第4週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します。)
豊岡市で一番高い山 蘇武岳 1074mの東側 海抜500mの所にある滝は、昔は賑わっていたそうですが、今は知る人ぞ知る場所になっています。
しかし 鹿と猪が出没した事で環境が一変 道路が荒れ放題、獣道しかなく、上級クラスの登山道です。
手前には羽尻のカツラがあり兵庫県5番目の大木で見ごたえがあります。
ちなみに2番目は万劫のカツラです。
滝1k入口車道に見どころや道案内看板が設置されています。
十分注意して楽しんでください。
ソバの花満開
神鍋高原では最近あちこちにソバが植えられて、地元のソバとして親しまれています。
やはり11月の新ソバの味は香があり美味しい食べ物です。
地産地消で花を愛でてその実を頂く環境は心も胃袋も満足させてくれます。
これが本当のお、も、て、な、しではないでしょうか。
キキョウ科 ツルニンジン
8月~10月迄 見られ、3cm程のツル性で葉を切ると白い汁が出て切り傷に効くといわれています。
名前の由来は根が朝鮮ニンジンに似ることから付けられ、別名 ジイソブともいいます。
ツルニンジン 花真
内側は紫褐色の斑点があり花柱の先が大きく膨れ3裂しています。
キキョウの時も載せましたが、この種も雄しべ先熟で5個の雄しべの先が黄色くなっています。
自分の花の雄しべと雌しべで受粉しない仕組みになっています。
不思議発見です。
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