2014 神鍋山野草だより 8月第1週
神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの8月第1週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します。)
台風のおかげで涼しい8月が続きます。
今咲く苦労した花オトギリソウ科のオトギリソウ属 トモエソウをお送りします。
満開の写真を撮るのに10日の日数と4日の観察をしました。
トモエソウ花びらがちちれた写真
偶然植物観察していたら見つかった花で 近くに数株発見、花が終わってしまったが蕾があり1週間後に来ようと思いました。
雌しべの下に実が膨らみかけて、雄しべは多数垂れ下がって、その下のほうにはさらに古い花びらが黒ずんでいました。
トモエソウ7日後2回目の写真
相変わらず ちじれた花びらと実が着いて、蕾も有りました。
今から思えば下の黄色い蕾が明日咲く可能性があったのです。
かえって図鑑で調べると トモエソウと解かり 1日花であることを知りました。
山地草原 茎の高さは1mぐらい葉は対生し茎を抱く花の姿が巴状(スクリュー形)になっていることにちなみます。
花の大きさは5cmと大型です。
偶然開花時期を外して見ていただけでした。
トモエソウ9日後3回目蕾の写真
やはり花が終わっていました。
しかし黄色い蕾があり蕾の形がよじれて、くぼんて開花直前状態と判断して又明日訪れることにした。
もちろん帰りはイワタバコやジャコウソウ、ハグロソウ、クサギ等々楽しみながら帰ります。
トモエソウ10日後満開の写真
単車で自宅から10分ぐらいの林道横の草原でしたのでこんなことができましたが、もう少し多くの株数があればこんなことせず済んだのに・・。
この花も高原では2地区でしか見られない花になりました。
頑張ってほしいと願いながら満足感で一杯です。
忘れられない花になりました。
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