« 2014神鍋山野草だより 7月第2週 | トップページ | 2014 神鍋山野草だより 7月第4週 »

2014年7月15日 (火)

2014神鍋山野草だより 7月第3週

神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの7月第3週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します。)
台風の被害も無く梅雨本番です。
キキョウ科 には ホタルブクロ、ツルニンジン、ミゾカクシが高原で見られますが、キキョウ属のキキョウを案内します。
シロバナキキョウ
A
秋の七草で親しまれていますが神鍋高原では早や咲き出しました。
雄しべ、雌しべまで判別できる写真を撮ることに努力していると今までの常識を覆させられる花であることに遭遇しました。
開花直後の雄しべの花
Photo_9
開花直後の花は青い雄しべを黄白色の5個の雄しべが囲んでいます。
雄しべが倒れた花
Photo_11
雄しべが花粉を出して倒れてから、花柱先が5つに開きます。
雌しべが開いた花
Photo_10
これは自家受粉を防ぐためのシステムで雄しべ先熟と言うそうで、タチアオイも同じです。
別の同じ種類の花粉で実を結ぶそうです。
これに対して雌しべ先熟のオオバコもあります。
10株ぐらい有ると時系列に楽しめました。
新しい出会いです。
又自然観察の魅力に出会いました。
22日の定例会で楽しみましょう。
 

« 2014神鍋山野草だより 7月第2週 | トップページ | 2014 神鍋山野草だより 7月第4週 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2014神鍋山野草だより 7月第2週 | トップページ | 2014 神鍋山野草だより 7月第4週 »