2014神鍋山野草だより 3月第2週
<おしらせ>
「神鍋山野草を愛でる会」の活動や案内人泉さんのレポートは、「道の駅神鍋高原」のホームページの右側「神鍋山野草を愛でる会」のバナー(空色)から入れます。
神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの3月2週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します)
3月に入っても寒い日が続いていましたが11日快晴、朝気温マイナス4℃ 奥神、万場にスキーに行ってきました。
最高の雪景色、昼ごろ900mの頂上で5℃になり春の花に出会いました。
スキー場には雪があるので、今月23日迄十分楽しめます。
やはり写真は雪景色になりました。
昨年から人気が高い大杉山1007mの頂上から神鍋高原が眺望出来る最高の場所で、万場スキー場から直ぐそこに見えます。
中央頂上少し左の杉に枯れ枝が見える木が大杉、幹回り7mの大木で、山の名前の由来がこの木から付いています。
大杉山雪景色
神鍋高原はブナ、トチ、ナツツバキ、クルミ、ヤブツバキ、カツラ等自然林豊かな関西でも珍しい場所です。
もちろん神鍋山は2万年前まで噴火していた近畿で一番、その溶岩流は見どころいっぱいです。
今回はヤマハンノキです。カバノキ科 えんじ色した雄花が垂れ下がってミズメと共にスキー場で一番目につきます。
ヤマハンノキ(カバノキ科)
雌雄同株 葉の展開前に花が咲く、雄花序は7~9㎝、その下に8㍉の雌花序が付きます。
花序
1房持ち帰って図鑑とにらめっこ。
葉の冬芽は長卵形先端は少し丸く、その下の昨年落葉した葉痕の三角状点で同定しました。
この時期でないと木の名前は解らないかもしれません。
葉痕
スキーと植物観察と二重の楽しみを有難う。
高度500m付近でマンサクの蕾を見つけて来週紹介出来ます。
リフト代も1日券シルバー2500円になりお得感があります。
17日は感謝デーで1000円、13時~景品付き餅まきがあります。
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