2014神鍋山野草だより 3月第3週
神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの3月3週のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大します)
3月17日 奥神スキー場は感謝デーで1日券1000円 雪景色、スキー、花見、餅まき等を楽しみました。
奥神スキー場900mの頂上から三川山方面の写真です。
冬ここからでないと説明出来ない光景があります。
三川山方面北側
先ず左側から妙見~蘇武~三川~佐津のルートが雪の線となって三川西に位置します。三川山と言っても2つあり、写真中央白い雪をかぶる三角点のある三川権現の山、三川山888m、手前左に見えるマイクロウエイブが有る頂上は917mもあるのです。
この場所は旧竹野、日高、香住の稜線が交わる頂上です。
その東に稲葉~三川に登るルートの雪道が見られます。
その右稜線に見える雪道は水口~三川に登る雪道、さらに右に水口~三原村に続く雪道がカーブしています。
大岡山に続くこの稜線は高度700m程の場所で マンサクが群生して咲きます。
マルバマンサク(マンサク科)
日本海側に咲き、写真に写っているように果実の殻(直径1㎝で熟すと2裂黒い種子を2個出した跡)と葉の展開前に咲き始める花です。
花弁は黄色4個、線形で長さ2㎝、ガク片も4個卵形で紫色で目立ちます。
名前の由来は枝いっぱいに花を咲かせる満作、又先ず真っ先に花が咲く所からきたといいます。
繊細な花弁、色のコントラスト、寒い冬が終わりかけ春を知らせる感動の花です。
花としてはミズメやヤマハンノキ等早く咲く花もありますが、やはり咲く時期 20日が安定して目立つマンサクが当たります。
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