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2014年1月

2014年1月28日 (火)

2014神鍋山野草だより 1月第4週

神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの1月4週目のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大してお楽しみください)

27日早朝積雪20㎝ 除雪車出動 昨日の夕刻から降った雪です。
外気温マイナス5度の氷りで、樹木は雪の花で寒さは吹き飛びます。
当日は豊岡に出ましたが十戸まで下ると道路の雪は無し、豊岡は気温1度でした。

神鍋の冬景色(27日朝)
Img_2949
西気地区の道路を単車で神社巡りしました。
目立つのは果実を付けた樹木です。
センダンがあるのは知っていましたが、良く似た果実があり図鑑とにらめっこ、新しい不思議発見です。

センダン実と幹
Photo                                  
センダンは暖かい地域で兵庫県でも瀬戸内海側とありました。
しかし神鍋でも直径60cmを超える大木1本と他に10株ぐらい見られ、高さも10mを超えます。

センダンの冬芽
Photo_2                                
果実や実は苦みがあり駆虫剤として昔回虫下しに使ったり、アカギレ、ヒビ、シモヤケに効くとあります。
材は家具、木魚、下駄で生活の必需品として大切にされてきたのかと思いをはせながら 6月落下して来た花弁を撮っていました。

センダンの花弁(5月末)
Photo_3                              
地元の老人に聞くと種を植えても芽が出ないそうです。
小鳥が食べて消化されたものだけが芽を出すとか、このような樹木は他にもあります。
老人とは名刺を渡してなるべく話すようにしています勉強です。 
良く似た実に出会うのがムクロジです。
遠目では同じように見えますが、近くに行くと丸い果実です。
つぶして見ると黒い実で、羽つきの球や数珠にしたそうです。
良く泡立つので洗剤に使用と生活に利用された事がうかがえます。

ムクロジの果実          ムクロジの黒実
Photo_4 Photo_5                                 今回も歴史を感じる樹木に出会いました。
今の様な便利な薬や遊び道具が無かった時代の木を守る事も大切なことですね。


 
   

2014年1月21日 (火)

2014神鍋山野草だより 1月第3週

神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの1月3週目のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大してお楽しみください)

神鍋高原は平地で1m以上積雪あります。
朝起きて新雪の風景はマイナス6度の気温でも思わず寝巻のままシャッターを押してしまいます。
樹木に雪の花が咲く姿を見て下さい。


雪の名色備前山               
Photo_5
この時期枯葉を付けたまま冬を越す樹木が目立ちます。
クヌギは平地では良く見ますが、今回はそれとは別の種で私知りませんでした。
写真を撮り枝を採取して持ち帰り、図鑑とにらめっこ。
3分冊ある樹木図鑑、1冊700ページをすべて見る事は出来ません。
そこで葉は周辺のギザギザは無く、表面はつるつるですからマツの仲間ではなく、常緑でなく イネ科でなく、ツルでなくブナでなし消去法で狭めて行きます。
決定は枝の皮をむくとクロモジに似た香がした事でした。
ここまでくれば10ページを隅々まで見ます。
図鑑の写真では枯葉は乗っていませんが、文書で新芽が出るまで葉を付けていると書かれていました。
幹の色も同じでクスノキ科 ヤマコウバシまでたどり着きました。


ヤマコウバシ枯葉
Photo_2
たどり着いても再確認にインターネットで調べます、さらに兵庫県の樹木誌 橋本 光政先生の著書で再確認して確定しました。

この様に名前までたどり着けば、達成感で一服です。
さらに文書で色々と書かれていることを確認します。
枯葉の柄をはずして見ると、そのもとはは未だ緑色をしています。


葉痕の緑色
Photo_4
 
このクスノキ科、クロモジ属には この他この地でクロモジ、アブラチャン、ダンコウバイが見られますが春まで葉を付けているのはこれだけです。
植物の不思議です。
寒い冬の新芽を守るため葉を付けて暖かくしているのかと勝手に考えましたが、常葉樹と常緑樹の中間の木と考えられると書かれていました。
雌雄別株、若葉を乾燥して保存し、熱湯で戻して食べた昔の非常食だそうです。
初めての事ばかりで忘れない植物になりそうで、春花が見たくなりました。

最後不安になれば、先生にメールで相談してOKをもらうと学校の先生から100点とってほめられた感じでいつまでも勉強です。

 

2014年1月14日 (火)

2014神鍋山野草だより 1月第2週

神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの1月2週目のレポートが届きました。
(どの写真もクリックで拡大してお楽しみください)

奥神鍋頂上から眺望

Photo
先日3年振りに奥神鍋でスキーを楽しみました。
平日でもあり人は少なかったです。
奥神頂上900mの場所からの展望はいつ来ても足を止めます。
左から日本海、来日岳565m、矢次山568m、大岡山652m、そして円山川の上では雲海が、その北には丹後半島、大岡の手前は神鍋山469m、高原の雪景色と地図をダブらせて時間が過ぎて行きます。 (気温 朝-4℃昼3℃)

ブナのヤドリギ
Photo_2

頂上にあるブナに寄生するヤドリギが今回の報告材料です。
落葉して初めて目に留まる植物で、ヤドリギは根を幹の中に食い込ませ樹木から水分と養分を吸収して生活します。
花の時期は3月頃で実が12月~1月に見られます。
雌雄別株で、冬のブナの葉が無い時に花を咲かせ、実を付ける不思議に感動です。
昆虫が住みにくい時にどうして雄株と雌株が結びつくのか?
実を小鳥が運ぶのはよくありますが、いつの時代からこの様な共生が始まったのか?
それにしてもブナの冬の間で次の子孫の準備をしてブナと仲良く気遣い末長く共生している姿にほほえましく思います。

ヤドリギ果実
Photo_3

2m以上の積雪があったため、実の付いた枝を採取し良く見ると、図鑑に書いてある意味が理解出来ました。
実の頂上部に5っの痕は、雌花の花弁痕の模様です。
直径8㍉光沢があり透明感があります。

ヤドリギ果実ツブシ粘液
A
帰って果実をつぶしてみるとヤドリギの成長戦略が解りました。
納豆の粘りに似た実を包む液体が出てきました。
鳥が食べた跡で排泄した時、他の木枝に張り付きそこで成長をしてきたのです。

リフトに乗っていると狸や野兎の足跡、ミズメの花芽、コシアブラ芽、等春を待つ木や昨年花ナナカマドの実、イワガラミのドライフラワーになった花後の姿 等空中樹木観察も楽しみの一つです。

21日は関西スキー・スノボの日で一日券2200円です。
天候に恵まれますように私も行きます。

2014年1月 7日 (火)

2014神鍋山野草だより 1月第1週

2014年、神鍋山野草を愛でる会案内人、泉さんの新年のレポートです。

新年あけましておめでとうございます。

神鍋山の名前の由来は神が宿る鍋の形した山だとかそのままですね。
西側から見るとその姿が鍋の底に見えます。
正面東からは、火口がありぽっかり開いた鍋の上から見た感じですが、本当の由来は教えて下さい。

神鍋山の日の出
Photo_3
今年の正月は晴天続きで1mを超す積雪も今では 平地で30㎝です。
清滝地区(八反滝~十戸滝)熔岩流コースは雪は無く長靴で歩けます。
温度計持って歩くと、外気温4度、十戸の湧水は12度と解説どおりの水温、太陽が当たる場所は汗ばむ環境です。
良く見るとセイヨウタンポポが3輪、シバザクラ、シキミが咲いていて、あまりにも敏感に反応していたので思わず声をかけました

シキミ(花)
Photo
神鍋高原の自然環境の豊かさにあらためて感動しました。
国道482号線を神鍋高原に向かうとあちこちに見られる キリの冬の花芽です。
キリ(冬芽)
Photo_2
昔、冬のグンゼ下着で色や生地そっくりな感じがしますが思い出ありますが、5月の開花までしっかり花芽を守り準備している植物もある事を人間も見習いたいと自分に言い聞かせて今年も神鍋高原野草花の自然観察スタートです。

 

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