神鍋山野草だより 12月第5週
「神鍋山野草を愛でる会」案内人の泉さんからの定期レポートが届きました。
これが今年最後です。
現在神鍋高原は積雪1m以上あります。
この景色だから美しい写真が撮れました。
地平線から登る日の出に何回か挑戦しましたが、本日が今まで最高の出来栄えです。
雪ノ下に隠れて春を待つ草花は見ることが出来ませんが、赤い実は車道を走っていても目立ちます。
モチノキ科の仲間です。
神鍋高原では前回紹介した落葉高木するアオハダを始め、雄株と雌株の別株が基本です。
ソヨゴ、ヒメモチ、タラヨウ、クロガネモチも見られますが、これらは常緑で冬でも葉を付けているので良く目立ちます。
道の駅神鍋高原でも切り花として、ナンテン、タラヨウが売られていました。
タラヨウは郵便局のシンボルツリーに指定されていて、葉に傷つけるだけで文字が書けることから、「はがきの木」とも呼ばれています。
文字を書いてそのまま切手を貼って利用できるといいます。
出したことが無いので確かめてみて下さい。
タラヨウ(実)
一般的にモチノキと言っていましたが大粒な実が少量付き海岸線付近に多くこの付近で見られるのはタラヨウに似た多くの実が付くクロガネモチが多いようです。
クロガネモチ(実)
今年は科目別に整理して観察し図鑑で調べ報告してきましたが、開花順に整理しているのと違って又新たな発見があり勉強になりました。
今回もモチノキとソヨゴは本年枝に花が咲き、タラヨウ、クロガネモチは前年枝に花を付ける事や落葉するアオハダとそれ以外は常緑も新しい感動です。
有難うございました。
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