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2013年11月12日 (火)

神鍋山野草だより 11月第2週

木枯らし一番が吹き、晩秋から初冬へと移り変わる時期となりました。
「神鍋山野草を愛でる会」案内人泉さんからの今週のレポートです。

1000m級の神鍋高原の山、蘇武岳は紅葉も終わりになりました。
しかし展望は素晴らしく、少し下りて三川山は今が見ごろです。
ブナ林の燃えるような色と個別にウリハダカエデ、ヌルデの赤の紅葉はいずれも太陽の日差しが必要です。
花もいいですが秋の楽しみは集団の楽しみ方。
黄色のクロモジ、コシアブラは林道を歩いていると目立ちます。
ブナの紅葉
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ウリハダカエデの紅葉
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ヌルデの紅葉
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リンドウ
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その足元で11月を代表するリンドウ科の花が足を止めさせます。
外気温が10度以上で日当たりが良ければ濃い色合いで咲くリンドウが美しく、懐かしい美空ひばりの歌を口ずさみます。
センブリ
Photo_13 
同じ科で5年探し続けて3か所で見ることが出来ました。
いったん見ると良く目につくようです。
周りの草が生い茂ってくると絶滅が心配されます。
千回振りだしてもまだ苦いことから付いたようで、
以前は胃腸薬として大切に守られてきたのに時代の流れを感じます。
同じ仲間にアケボノソウ、ツルリンドウの赤実も見られます。

  

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