神鍋山野草だより 10月第2週
毎週火曜に届く神鍋山野草を愛でる会の案内人泉さんからのレポートです。
今日は兎和野高原一帯で例会が予定され、久しぶりに出席してきます。
ツルドクダミ ツルドクダミ(茎)
ツルドクダミ(花) 秋も深まり秋の七草も終わりになるとアケボノソウ、アキノノゲシ、キバナアキギリ、ジンジソウ、ダイモンジソウ、アキチョウジ、サラシナショウマ、オオバショウマ、アキノキリンソウ、ヤクシソウ、コシオガマ、ツルニンジン、ヤマジノギク、リンドウ、オタカラコウ等々50種以上が神鍋高原で見られ、どれも紹介したい花ですが今回は6日初めて私が見たツルドクダミを紹介します。
いつも車で通っている場所で10m近い大木に絡まり木全体が花で囲われている状態を、いつものボタンズルかセンニンソウの花後と思っていました。
今回は事情が違い、近づいて見るとツル性で葉が違い花が穂状になってそれが群生しているのです。
茎も草の仲間であるのに太くて柔らかいです。
名前の由来は葉がドクダミに似る事だそうです。
中国原産のツル性で江戸時代に薬用植物として入り、各地で野生化しているそうです、全体の写真、茎一房の穂を見てください。
図鑑ではタデ科に属し、イタドリの後に掲載されています。
なるほど花が良く似ています。
<お知らせ>
※9月24日第4週のツリフネソウの記事にキツリフネの写真を加えました。(6月下旬に神鍋高原で見られます)
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