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2013年10月

2013年10月29日 (火)

神鍋山野草だより 10月第5週

10月は5週目となりました。
「神鍋山野草を愛でる会」案内人泉さんからのレポートです。

Img_2339_2 台風27号、28号の長雨が続き山歩きは出来ませんでいたが、一週間振りに出かけました。
気温も最低気温が10度を軽く下回り、紅葉の季節へと移行します。
サザンカが咲きだし、リンドウやセンブリ、チャノキ、キクバヤマボクチが見頃です。
昼間の気温が20度近くになると、春に咲いていたセイヨウタンポポ、カタバミ、ムラサキサギゴケ、コウゾリナ、スミレの種が見られ、夕日に照らされススキの穂がきれいです。

今回はキクタニギクです。
黄色い12ミリ~20ミリの花が密集して咲いていました。
名前は京都地方の地名に由来するとか。
自然環境で見れば覚えやすい名前で、別名アワコガネギク。
近畿地方~岩手県で10月~11月一般的菊のシーズンと同じで、浜坂や香住でもみられるそうです。
図鑑には菊渓菊と1ページに掲載されています。

キクタニギク
Photo_8

Photo_7
山地のやや乾いた崖に群生して高さ1~1,5mぐらいで、最初はヤクシソウと間違えていて近づくと菊と同じ花弁でした。
秋の山道で園芸種に似た花に出会えるとは思っていませんでしたが、れっきとした山野草です。
この周りにも紺や白色のノギクやアザミ類が一杯咲いています。
   

2013年10月23日 (水)

2013 神鍋山野草を愛でる会 10月例会Ⅱ

10月例会の後半は神鍋渓谷、鹿や猪の影響があちこちに見られるようになりました。
それに山芋を掘るのに大穴を開けたまま後始末をしていない人間様もいました。
獣道            遊び跡
Img_9929 Img_9929_2
鹿食害            ダイコンソウ
Img_9888_2 Img_9854
ツチアケビ          ツチアケビ(実)
Img_9855  Img_9863_2
サワフタギ(実)           コマユミ(実)
Img_9874 Img_9875
カラスウリ(実)           シシウド
Img_9904 Img_9894_2 
ダイモンジソウ           フサザクラ(実・種)
Img_9899 Img_9911 
キクバヤマボクチ    アキノキリンソウ
Img_9920  Img_9928_2
ヒメモチ(実)             リンドウ
Img_9932_2  Img_9937
キッコウハグマ            同
Img_9968  Img_9984
フユノハナワラビ        ヤクシソウ
Img_9989  Img_9989_2
ジュウリョウ            ミヤマシキミ
Img_9970 Img_9956
あいにくの雨と気温が低いので、開いてない花もありました。
 

2013年10月22日 (火)

神鍋山野草だより 10月第4週

「神鍋山野草を愛でる会」案内人泉さんからの今週のレポートです。

21日の蘇武岳頂上からの豊岡、日高盆地を紅葉と共に送ります。
蘇武の目的はウメバチソウの調査でしたが見つかりませんでした。

蘇武岳山頂からの紅葉

Photo_6
サンインヒキオコシ 
A_2 
山陰地方に生息しているとの事で、今回は15日にT先生から教えてもらいました。
もちろん私は初めて見ます。
仲間はシソ科、ヤマハッカ属ですから、今までヤマハッカやアキチョウジ、クロバナヒキオコシ、ヒキオコシ等見て来ましたが少し花の大きさが違うので疑問がありました。
おかげで今までの花を拡大して見る事が出来て勉強になりました。
ヤマハッカ属共通で茎は四角で葉は対称で鋸歯で毛がありますが、花弁は上唇が4裂し上にそりかえりまで共通ですが、それぞれ写真で比べて下さい。
アキチョウジより短く、ヤマハッカより長く1,5cm程度です。
ブナ林 裾の渓谷に生息とありました。
アキチョウジで間違え見過ごしそうです。
それぞれ比較して楽しんで下さい。
ヤマハッカ
Photo
アキチョウジ
Photo_3 
クロバナヒキオコシ
Photo_4
ヒキオコシ
Img_1828_2 
                     

2013年10月16日 (水)

2013 神鍋山野草を愛でる会 10月例会

普段は神鍋の高原や渓谷を中心に山野草を楽しんでいますが、8日に兎和野高原一帯で例会が開催され、久しぶりに出席してきました。
案内人はMさん、地元村岡に住み長年兎和野野外活動センターでお勤めされていて、ここら一体が自分の庭のように詳しい方です。
とりわけ樹木にお詳しいのがわかりました。
場所は但馬高原植物園内と木の殿堂から兎和野高原野外教育センターまでの周辺を歩きました。
但馬植物園は在来種だけでなく園芸種や移植したものも多くありますが、種類も豊富でまとまっていて、スリーシーズンが楽しめるのがよいところです。
                    アキノキリンソウ
Img_9593  Img_9587
コマユミ(実)             ヤグルマソウ
Img_9588 Img_9592
ノギラン           キレンゲショウマ(実)
Img_9590  Img_9596
サラシナショウマ     アクシバ(実)
Img_9622  Img_9604
サワフタギ(実)          ノコンギク
Img_9607 Img_9611
リンドウ                ヤマハッカ
Img_9615  Img_9625
ノササゲ          ハナトラノオ
Img_9663  Img_9644
ツチアケビ        アケボノソウ
Img_9659   Img_9669
ワレモコウ             アサギマダラ(蝶)
Img_9688 Img_9674
オタカラコウ        ウメガサソウ
Img_9670_2  Img_9680
オミナエシ             アキノチョウジ
Img_9694 Img_9692
ヤマボウシ(実)           ゲンノショウコ
Img_9705 Img_9702
クマノミズキ             ナナカマドと蘇武岳
Img_9707  Img_9710
ツルアリドウシ(実)         キバナアキギリ
Img_9715  Img_9722
ツリガネニンジン(青)   ツリガネニンジン(白)
Img_9736_2  Img_9732_3
他にセンボンヤリ・オカトラノオ・ギボウシ・ゴマナ・ミソハギ・ホウチャクソウ・イボタノキ・ノリウツギ・アズキナシ・ヒメハギ・オオカニコウモリ・カラスザンショなどなど。
栗を拾いアケビやヤマボウシ等の木の実をいただき、1,000キロ以上を移動するという渡り蝶のアサギマダラにも出会った充実の出張例会でした。

  

2013年10月15日 (火)

神鍋山野草だより 10月第3週

毎週火曜に届く「神鍋山野草を愛でる会」案内人の泉さんからのレポートです。
花も、花を愛でる環境も守ることの大切さが書いてあります。
鹿や猪などの獣からと不法投棄と盗掘の人の双方被害に対する対策が望まれます。
 シラネセンキュウ (せり科の仲間)

 Photo_2 
遠目では見分けにくいシシウドとの違いから通り過ぎる事が多い花です。
神鍋高原では私初めての出会いです。
葉に特徴がありシシウドは葉が広く、大きいので近くで見れば識別できます。
シラネセンキュウの葉はニンジンに似ています。
せり科の植物でニンジン、セリ、ミツバ、ウドは食べています。
高原では3月~11月まで仲間の花が見られます。
主な物を開花順にセントウソウ、ヤブニンジン、シャク、ヤブジラミ、ノラニンジン、ウド、
カノツメソウ、シシウド、シラネセンキュウと見られますが、途中環境や気候で重なる場合があるので難儀です。
この種で似るのはシャクとシシウドですがシャクは5~6と時期が違います。
 せり科は特有の香り、花火の様な花柄が特徴です。
現在どちらも咲いていますシシウドとシラネセンキュウの花を見比べて下さい。
 シシウド
 Photo_4
皆さんへ
 いつも観察するコースで以前から気になっていたゴミです。

不法投棄ゴミ

Photo_6気が付いていましたが、美しい花が咲いているため種が落ちてから回収作業を行い、軽トラック一杯のゴミを回収しました。
スポンジマットをはじめ、ペットボトル、空き缶、ビン、ビニール袋等、自転車迄渓谷で押し流されていました。
問題はこのゴミの処分です。
今回は善意で処分できましたが、無料で出来る方法はあるのでしょうか?
美しい花は美しい環境で、美しい人間の心を育てます。
春と秋は定期的に清掃活動しています。
もちろん花より団子の方はいつも火ばしと袋持参で小さなゴミを毎回回収しています。
  

2013年10月 8日 (火)

神鍋山野草だより 10月第2週

毎週火曜に届く神鍋山野草を愛でる会の案内人泉さんからのレポートです。
今日は兎和野高原一帯で例会が予定され、久しぶりに出席してきます。
ツルドクダミ            ツルドクダミ(茎)
Photo_5
Photo_6
ツルドクダミ(花)  
Img_2030_6秋も深まり秋の七草も終わりになるとアケボノソウ、アキノノゲシ、キバナアキギリ、ジンジソウ、ダイモンジソウ、アキチョウジ、サラシナショウマ、オオバショウマ、アキノキリンソウ、ヤクシソウ、コシオガマ、ツルニンジン、ヤマジノギク、リンドウ、オタカラコウ等々50種以上が神鍋高原で見られ、どれも紹介したい花ですが今回は6日初めて私が見たツルドクダミを紹介します。

いつも車で通っている場所で10m近い大木に絡まり木全体が花で囲われている状態を、いつものボタンズルかセンニンソウの花後と思っていました。
今回は事情が違い、近づいて見るとツル性で葉が違い花が穂状になってそれが群生しているのです。
茎も草の仲間であるのに太くて柔らかいです。
名前の由来は葉がドクダミに似る事だそうです。

中国原産のツル性で江戸時代に薬用植物として入り、各地で野生化しているそうです、全体の写真、茎一房の穂を見てください。
図鑑ではタデ科に属し、イタドリの後に掲載されています。
なるほど花が良く似ています。         

<お知らせ>
9月24日第4週のツリフネソウの記事にキツリフネの写真を加えました。(6月下旬に神鍋高原で見られます)

10月1日第1週のオケラの記事にオケラ雌株の写真を加えました。

 

2013年10月 1日 (火)

神鍋山野草だより 10月第1週

今日から10月、毎週火曜に届く案内人泉さんからのレポートです。
神鍋山野草を愛でる会は、10月8日に兎和野高原一帯で、22日に神鍋渓谷で例会を予定しています。

28日但馬学研究会の15名様を昼食同席し熔岩流をご案内させてもらいました。
鹿の被害や自然豊かな神鍋高原の魅力を説明したつもりです。

 オケラ(雄株) (キク科 オケラ属 雌雄別株)
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 オケラ(雌株)
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インターネットでオケラ検索すると動物のオケラが9割出て植物は少ないです。
植物図鑑から参考資料作りました。
9月28日~咲きだし10月迄見られます。
大きさ2~3cm花弁が特徴で咲きだして満開迄が短い感じがします。
古名はウケラがなまったもの、万葉集にも出てくる日本古来の植物食用、薬用、雨時の湿気払いカビ防止に使用された。
乾燥した高原に生える0.5~1m、茎は細くて硬く 見た目、木のようにも見える。
「山でうまいものは、オケラにツリガネニンジン、里でうまいものはウリ、ナス、カボチャ」 と歌われる古くから庶民の生活の中に溶け込んだ山草です。   
                                        

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