神鍋山野草だより 9月第2週
毎週火曜に届く案内人泉さんからのレポートです。
ボタンズル (8月~9月写真1) キンポウゲ科 センニンソウ属
葉がボタンの葉に似てツル性であることから名前が付けられた。
花はやや小さく神鍋高原では少し早く咲く事や葉が3枚でふちに切り込みがあり表面がざらつく事で見分けやすい。
センニンソウ (8月~9月写真2)
センニンソウ群
花が終わるころ花柱が伸びて白い長毛が密生するそれを仙人の髭に例えたといわれている。
茎や葉に皮膚がかぶれを起こす有毒性質を含む、根を漢方薬、葉はざらつきが無く、ふちに切り込みも無い。
白い花弁のように見えるのは萼片で4個あり十文字に開く、群生する姿は遠くからでも目立つ。今の時期は両方が見られる。
ハンショウズル
センニンソウ属は上2つのように花が上向きに咲くグループとハンショウズル(5月~6月写真4)のように下向き咲くグループに分けられるがどちらも葉が対生しそう果の花柱が羽毛状になる共通点がある。
愛でる会の例会は9月も10日と24日の火曜日午前中に開催されます。
参加して各種の山野草を紹介したいのですが、行事が重なり参加できません。
10月から参加していろいろご紹介するつもりです。 (伊佐屋三木)
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