神鍋山野草だより 9月第1週
毎週火曜に届く案内人泉さんからのレポートです。
ミゾカクシ (キキョウ科 ミゾカクシ属)
日本全土に生息する溝の近くで溝を隠すように繁茂する事からこの名がついたよう。 別名アゼムシロは田の畦にムシロを敷いた様に群生することによるらしい。
いずれにしろやや湿った場所で群生していることが多いので皆さんの家の近くで見つけてください。
私も10年前に知りました。
花が半分無いので何かに食べられたかと思いましたがこれでちゃんとした花です。
農地、湿地で遊ぶ機会が少ない子供達を夏休みガイドする機会がありましたが、興味深い花で、地元の人も気をつけないと見過ごします。
よく見ると左右相称、花弁は横向きに水平に2個、その間に3個 片側に寄って咲く、子供達の花の常識をくつがえす花だからです。
茎の先端に1個1cmの大きさで咲く6月~10月。
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