諸般の事情で、今年度をもって公式ブログの新規記事掲載を止めることになりました。活動の記録としてブログと過去記事は残ります。
ブログを楽しみにしていただいた皆さんには、誠に申し訳なく思います。
なお、2025年から例会活動の記録はできるだけ残すつもりです。個人ブログ「伊佐屋三木のblog2」の右にある「神鍋山野草を愛でる会」をクリックしてご覧ください。
諸般の事情で、今年度をもって公式ブログの新規記事掲載を止めることになりました。活動の記録としてブログと過去記事は残ります。
ブログを楽しみにしていただいた皆さんには、誠に申し訳なく思います。
なお、2025年から例会活動の記録はできるだけ残すつもりです。個人ブログ「伊佐屋三木のblog2」の右にある「神鍋山野草を愛でる会」をクリックしてご覧ください。
11月に入って木々の色づきも目立ってきました。
納会に先立って、会が管理する希少種保護地の清掃を行いました。枯れ枝や枯れ葉・ツルなどを取り除く作業です。年2回の作業で、他では見られない野草が順調に育ち増えてきました。
作業後、近場で秋の野草や残り花を観察しました。
半日陰を作り出す落葉樹 & 順調に増えるタジマタムラソウ
シャクナゲの残り花とつぼみ
サネカズラ(ビナンカズラ)の実
トリカブトの残り花 & キチジョウソウ
キッコウハグマの穂と閉鎖花
ムカゴニンジン & オトコエシ
リンドウ
オヤマボクチ & アキノキリンソウ
食事処かんなべの特製ランチ & 納会風景
会が発足したのが2009年、以後15年間神鍋高原を中心とした山野草を観察してきました。
今年の例会活動は、14回のうち3回が大雨や台風のため中止となりました。
①メンバー(25人)が固定され、班分けによる例会分担も定着した
②グループlineの活用で意思の疎通と情報の共有が進んだ
③愛でる会公式ブログによる活動報告と情報発信を継続することができた
④「神鍋の自然の恵みを愛おしみ、自然環境を保護する」実践として、神鍋山周辺のクリーン活動、特定外来生物のオオキンケイギクの駆除を継続して実施した
⑤管理地の希少種が増え、但馬ドーム森林浴ウオーク地へ移植など連携が始った
一方、役員の固定化、会員の高齢化による課題も見えてきて、分担と交代を基本に会の運営を行なうことが確認されました。
①観察場所は神鍋高原を中心とする但馬北部の近場とする
②公式ブログの新規記事掲載を止める。活動の記録としてブログと記事は残す
③報告や発信はlineグループで各自で行う
ブログを楽しみにしていただいた皆さんには、誠に申し訳なく思います。諸事情をご賢察ください。
例会報告だけ個人ブログ「伊佐屋三木のblog2」の右サイドバー「神鍋山野草を愛でる会」でリンクさせます。
前回は10月8日(火)例会は雨で中止になり、久しぶりの例会です。このコースは2020年の同時期(10月後半)に観察してから4年ぶりです。シカによる食害はあるものの、秋の花があちこちに顔をだしています。先に花を付けたものは、受粉によって実を結び、秋が深まると赤く色づいてきます。これは鳥たちへの合図で、鳥は動物達と違って、赤色を識別できる特技を持っているといいます。
彼岸を境に一気に夏の空気が入れ替わりました。もう気温35度を超す猛暑日はなくなり、30度の真夏日の予報はあるものの、徐々に秋が進むはずです。地震から立ち直りつつある矢先の集中豪雨で、被災された能登の方にはお見舞い申し上げます。
神鍋山野草を愛でる会の9月例会は、久しぶりに地元溶岩流を観察しました。中間点の栃本から右岸を観察しながら石井まで下り、今度は左岸を遡りました。去りゆく夏を惜しみながら、来る秋に期待する微妙な気持ちです。
神鍋溶岩流コースマップ → ダウンロード - b3e2d26b86e8baa1c279e88d81a79231.pdf
アキノノゲシ & ボタンヅル
ヤマノイモのムカゴ & 花と種
マルバルコウソウ & クズの実
ヤブマメ & オオブタクサ(花粉症の元)
ヒレタゴボウ & キツネノマゴ
ツリフネソウ & ヒヨドリバナ
ツルニンジン & ツクバネ
ヤブツバキの実 & ヤマジノホトトギス
クサギ & オトコエシ
ススキ & 茶の花
溶岩流の滝と流れ
ギボウシ & ツルボ
招かれざる客(ヤマビル)
午前中の観察の中で、右岸道でヤマビル被害にあったようです。2日前からの雨が影響したのか、足下から忍び寄ってきたのでしょう。
6人ほどが被害に遭いました。塩水や塩が有効なので、この時期は持参することをお勧めします。
弁当は但馬ドームの芝生グラウンドの観覧席に座っていただきました。涼しい秋の風に心地よさを感じました。
但馬ドーム移植地の草取り整備
しっかり根付いたタジマタムラソウ & ミスミソウ
但馬ドーム森林浴ウオーキングマップ(拡大してご覧ください)
案内板 & 館長の案内による森林浴ウオーク体験
森林浴ウオークコースは、薄暗い森から必要な伐採をおこない半日蔭の環境を作るなど多様な植物が育ちやすい環境を目指されています。
それぞれのスポットには、シナノキ、ヒノキ、ホオノキ、コナラ、オオモミジ、アカイタヤ、ミズメなどシンボルツリーの名がつけられています。
落葉の雑木林を抜ける道は、整備が続けられ、さらに安心して利用できるようになるでしょう。但馬ドームはインドアスポーツだけでなく、ドーム周辺の森や林を活用して神鍋固有種も育て守りながら、アウトドアアクティビティの一つとして家族で利用できることを目指されています。
「神鍋山野草を愛でる会」の例会は年十数回に渡り、高齢化が進む中で活動中の事故や急病のリスクが軽視できなくなりました。緊急時の連絡に必要な最低限の情報を所持する必要があります。写真のように吊り下げ名札の裏側に「緊急連絡カード」を着用することにしました。
次回例会は10月8日(火)を予定しています。 ( izayamiki )
8月4週の例会が台風10号で中止になったことで、2か月ぶりの例会となりました。
「白露」に入って朝晩は少しずつ涼しくなりましたが、まだまだ真夏日や猛暑日が続くようです。
そんな中でもわずかの涼を求めて、渓流や滝がある神鍋渓谷を観察場所に決めました。
春まず咲くマンサクの実 & ハグロソウ
ミズタマソウ & ダンドボロギク
ナツエビネ
二ツ滝 & サワオトギリ
キッコウハグマ & イワタバコ(花後)
ミゾホウズキ & ミズタビラコ
キブシ & オニグルミ
沢渡り & 二つ滝前集合写真
ノリウツギ & クサアジサイ
一つ滝 & アケボノシュスラン
クズ & マツカゼソウ
コケオトギリ & カタバミ
今日の最高気温は36度で「熱中症アラート」が発令されました。観察路は木陰があったり、滝や渓流沿いのため少し涼しく感じられました。
久しぶりの例会とあって神鍋渓谷の観察の後、午後から有志で神鍋山麓の西面を観察しました。
次回は9月24日(火)、久しぶりに神鍋溶岩流の清滝から山宮を往復し、午後から但馬ドームに新たに設けられた林間の散策路を観察する予定です。
( izayamiki )
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